冒頭の図は本人画面の表示を再構成したものです。実際の口座画面のスクリーンショットではありません。
Toobit×Sellomonの運用は、2026年10月30日に確認した時点で負けています。Sellomon側の管理画面に表示された累計損益は−709.2186 USDT、対資本−31.75%でした。昨日の欄は+155.3265 USDT。それでも、運用全体が利益になったわけではありません。
利益が出た日の数字だけを切り取ると、実態を見誤ります。今回は私の口座で確認した損失も含めて、読者が同じ見落としを避けられるように整理します。本記事は個人の運用記録であり、利用や追加投資を勧めるものではありません。
まず、今回確認できた数字
確認日時は2026年10月30日17:22頃(日本時間)。Toobitの口座画面と、Sellomonの管理画面(画面名:Sellution)を照合しました。以下はその時点の表示値で、含み損益・資産額は変動します。
| 確認項目 | 表示値 | 読み方 |
|---|---|---|
| Toobit総資産評価額 | 1,602.7646 USDT | 先物評価額と現物の合計 |
| 先物アカウント評価額 | 1,597.9146 USDT | 含み損益が反映された時価評価 |
| 現物アカウント | 4.8500 USDT | 先物とは別の残高 |
| Sellomon側の先物ウォレット表示 | 1,889.8112 USDT | 含み損反映後の資産評価額とは異なる |
| 管理画面の累計損益 | −709.2186 USDT(−31.75%) | 8月11日以降、81日間という表示 |
| 直近30日間の管理損益 | −1,597.6142 USDT(−70.97%) | 期間欄は9月30日以降 |
| 昨日の管理損益 | +155.3265 USDT | 画面の10月29日欄 |
| 保有ポジションの含み損 | 約−293 USDT | 未決済の損益 |
これらは定義や期間の異なる表示です。累計損益に30日損益や含み損を機械的に足して「最終損失」にすることはできません。管理損益が、手数料・資金調達料・入出金・未決済損益をどこまで含むかは、取引明細全体での照合が必要です。今回は全費用控除後の最終利益までは確定していません。
また、昨日欄の日付と過去ポジションの終了日時には日付の違いがありました。画面ごとの集計時刻・タイムゾーンを確認せず、日本時間の暦日損益と同一視しないようにします。
昨日の勝ちと、運用全体の負けは両立する
昨日の+155 USDTだけなら、良い結果に見えます。しかし累計は−709 USDT、直近30日は−1,598 USDTです。短い期間の勝ちが、それ以前の負けを埋めたとは限りません。
私が今回の記録で伝えたいのは、勝った取引があることと、資金全体が増えていることを分ける必要がある、という点です。勝率やプラスの日数だけでは、少数の大きな損失や、残っている含み損を把握できません。
ウォレット約1,890USDTを、そのまま資産額にしない
Sellomon側では先物ウォレットが約1,889.81 USDTと表示されました。一方、Toobitの先物評価額は約1,597.91 USDT。差額は約291.90 USDTで、確認時点の約293 USDTの含み損とおおむね対応します。ただし両画面は別時刻に更新されるため、完全一致はしません。
「ウォレットに数字があるから、その全額が今の資産」と判断すると、含み損を見落とします。先物評価額に現物4.85 USDTを加えた約1,602.76 USDTが、今回のToobit総資産表示でした。これは出金可能額や円での回収額を保証する数字ではありません。
ToobitとSellomonは同じ運用口座を別の画面から見ています。両方の残高を足すと二重計上になります。
50倍と表示されたポジションで、何を確認するか
確認時はBTCUSDTのクロスモード、50倍ロングを0.0854 BTC保有していました。平均取得単価は81,534.8、表示された清算価格は59,569.0でした。
ここで「BTCが2%動けば必ず清算される」と単純化するのも誤りです。クロスモードは口座内の利用可能な証拠金を共有します。Toobit公式の説明でも、含み損益・残高・注文・証拠金利用状況が口座の証拠金比率に影響するとされています。推定清算価格は固定ではありません。Toobit公式:清算の説明、清算メカニズム
約78,100 USDTのBTCを0.0854 BTC保有すると、建玉の規模は概算約6,670 USDTです。数量一定・費用無視の単純計算では、BTC価格が1%逆行すると約66.7 USDTの含み損が増えます。これは確認時の総資産約1,603 USDTの約4.2%に相当します。倍率の表示だけでなく、実際の保有数量と口座資産に対する建玉の大きさを見る必要があります。
管理画面の「初期数量」は0.0014 BTC、「参入数量」は0.0854 BTCで、数量の比率は61倍でした。「マーチン61」という表示もありましたが、それだけで61回の倍掛けや売買ルールの詳細を断定はできません。少額で始めたつもりでも、現在どれだけの数量になっているかを追うことが大切です。
損失が出たときに記録したい5項目
- 含み損反映後の資産評価額。入出金があれば別記し、資産増減と運用利益を混ぜない。
- 実現損益と含み損益。プラスで終わった取引だけでなく、残っているポジションも確認する。
- 保有数量と建玉規模。倍率、クロス・分離の別、増し玉後の数量を記録する。
- 費用と資金拘束。取引手数料、資金調達料、サービス費用、出金条件を確認する。今回未照合の費用は未確認と残す。
- 期間と確認時刻。同じ集計条件で日々比較し、過去の利益表示を今日の成績として使わない。
「負けた分を取り戻すため」という理由だけで追加資金を入れたり、倍率を上げたりすると、許容する損失が変わってしまいます。続けるかどうかを考える前に、どの範囲まで損失を引き受けるのか、停止や解約の条件は何かを契約・運用ルールと照合する必要があります。この記事で特定の売買や設定変更は提案しません。
これからも、負けている数字を残す
現時点で、Toobit×Sellomonの私の管理損益はマイナスです。短期のプラスだけを紹介しても、読者の判断には役立ちません。今後は総資産、管理損益、含み損、ポジション数量を区別して記録し、更新できなかった日は古い値だと明示します。
この記録から持ち帰ってほしいのは、「自動だから安心」と考えず、利益表示の期間・定義と、未決済のリスクまで確認するという視点です。私の一口座・一時点の結果から、サービス全利用者の成績や損失原因を断定することもできません。
紹介リンクについて【PR】
Toobit×Sellomon|Toobit口座開設用紹介リンク:私の紹介URLからToobitの登録ページへ。登録・利用により紹介者に報酬が生じる場合があります。Toobitの口座開設用であり、Sellomonへの申込みや運用開始を直接行うリンクではありません。損失の記録と紹介報酬の関係を開示するため掲載しており、利用を勧めるものではありません。
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筆者:加藤晃司。医療法人永朋会理事長。名古屋・神奈川・札幌の6クリニックを運営。居酒屋まつFounder。実際の投資経験を、利益と損失の両面から記録しています。
※本記事は個人の運用記録と一般的な仕組みの説明であり、投資助言ではありません。暗号資産・先物・自動売買には元本損失、急激な価格変動、レバレッジ、強制清算、事業者・システム障害、出金制限等のリスクがあります。収益・元本・損失回復は保証されません。利用前に最新の契約条件、費用、対象地域、必要な登録・法規制をご自身で確認してください。

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