実業と投資のバランスはとのようにするのがベストなのか
私は投資に関してはコロナ前、5年くらい前からスタートしました。
FX、株、投資信託、ドルMMF、ゴールド、仮想通貨、不動産がポートフォリオです。
最初のうちは、FXに例にもれずはまって、デイトレード、スイングトレードもありましたが、実業やりながらでは体と精神がもたないと判断し撤退しています。
FXは相場との壮絶な殴り合いをして、±0でやめました。0でやめれて良かったと思っています。それぐらい壮絶な出入りでした。
今はFXは長期投資用の積み立てFXをSBI証券でやっている程度です。レバレッジも3倍以内です。
私の場合は、実業で得た利益を種戦にして、長期投資にそれをぶち込んでいく、という作戦でしばらくはいくことになりそうです。実業自体も投資だと思っているので、FXのような短期投資に向き合う時間があるなら本業で金を稼ぐための時間に使おうと、これまでの相場のおかげで思うことができました。だいぶやけどもしましたが、退場しなかっただけ踏ん張ったと思っています。
しかし今は実業で円しか稼ぐことができませんが、円安がずっと進行してきています。
これだけ長期間異次元緩和、無制限指値オペをやりつづけているわけですから、日銀のバランスシートは拡大しつづけています。
世界が日銀に対し信用不安強めたらアウトですし、そもそもこんだけ円をばらまいているので、うすまって円安にもなってきています。
国債の価値が下がる、つまり金利が少しでも上がってしまえば、日銀が買った時の国債の価値よりも下がるわけですから、バランスシートがいけていない状態になります。時価で評価したら、いずれ債務超過になってしまう日がくるかもしれません。
そうなるわけにはいかないから、もちろん国債の価値を下げないために、国債は日銀が買いまくるのを続けるわけです。
グルーバルのインフレがおさまり、各国中央銀行が利下げしてくるまで日銀のこの作戦が生き残っていれば延命される可能性はありますが、資金回収フェーズに入っている国と、資金投入続ける日本、どうしても私は日本の方が分が悪い戦いのように思います。この賭けがどうなるか、この数年以内に見届けることができるのであれば、激動の時代に生きているのを楽しみたいと思います。
というわけで、円の強さは期待していません、が日本企業の強さには期待しています。日本の株も買っていくのはそういう理由です。
アメリカのインフレはピークアウトしていると思いますが、ここからは高止まりしないのかどうか、ということを見ていくことになります。ターミナルレート、5%程度まで上げたとして、QTは今くらいのスピードだとして、インフレが下がってくるのかどうか、見ものです。インフレが下がってこないね、ということになれば、アメリカの長期金利は更に上昇することになります。そしてドル高、再燃となります。
そして日本のインフレもそれに合わせてピークアウトしてくるのか。世界に遅れてインフレになっているので、どこでピークになるのかまだ分かりません。
日本ではインフレ手当とかでてきているようですが、医療は保険点数はインフレが続いたとしてもそう簡単には上がらない、むしろ下がっていく可能性もあるので、インフレに弱い業界だと思います。税金に依存したビジネスはどうしてもそうなります。日本の税収がちょっと上がったとしても、それ以上に国は借金をしまくっていますし、今も赤字国債発行しまくりです。GDPの伸びもいまいちなので、どうしたって医療・福祉にまわす金はもうないでしょう。高齢化は止まらず、むしろ医療福祉にかかる金は増えつづけています。
日本の経済を活性化するには、インバウンド、環境産業が復活する必要があります。日本の安全さ、自然、文化は、世界に誇れる資産です。いつまでもマスクして、自粛していたら、外国からくる観光客に笑われます。キッシーも海外にいっては金をぶち込んでますね。国益を本気で考える気概のある政治家ってもういないんでしょうか。国のために働くって本気でやるなら楽しいと思うんですけどね
実業の方も相変わらず大変ですが、頑張っています。
前のブログでマルチブランド戦略の弱みについて書きましたが、多角化の罠は確かにあります。一転突破と違って、どうしても無駄なコストがかかります。それぞれの部門に対して、固定費、変動費、がかかるからです。ブランドマネージャーがちゃんと育っていないと、ブランドが増えるほど弱くなっていく、という悪循環に入り、最終利益が圧迫され続けます。
マルチブランド戦略の限界
医療ビジネスの方は、精神科、美容と2つやっていますが、2つあるだけでもまとめあげるのは大変です。実際婦人科いれて3つやって屏風が倒れてしまい、今は2つにもどってちょうどいいです。
私の精神科ー美容ー婦人科のように、シナジーが発揮できなければ、多角化の強みは発揮されず、弱みだけが残ることになり、撤退となります。
精神科ー美容のシナジー出すのも困難な闘いですが、チャレンジしなければ何が大変なのかも分からなかったはずですから、今はその大変さをどうやったら乗り越えることができるかを考えること自体を楽しんでいます。やらないでする後悔の方が、やってする後悔よりも大きいことを私はこれまでの人生で学んできたと思っています。
再生医療×精神科を今は打ち出していて、美容で取り入れたエクソソームをうつ病の治療に試験的に導入しました。
臨床試験をやっていますので、結果でたら報告します。
スタッフの中でもブランドマネージャーは育ってきていますし、頑張ってくれています。私も自分のやれることをやりきろうと思っていますので、とりあえずいつもの願掛けで、うまくいくまでは休まないという技を再発動しました。月1回はこの2か月は外来の休みを作っていましたが、エブリデイ外来を復活させました。今は名古屋美容外来から身動きとれませんが、思考するのはどこにいてもどこにいてもできるので、マルチブランドの生かし方、その中で自分たちにしかできないこと、が何なのか悩み続けようと思います。
そして極限まで無駄なことを排除していこうと思います。ビジネスでそれを実践するには、プライベートも連動させる必要があるというのが私の持論なので、自分の生活に必要のないものを捨てて金になりそうなものは売却する、ということをやっています。個人のPL、BSをピカピカにして、法人にその流れをつなげたいと思っています。
身体的にも贅肉は筋肉に全部変えてやろうと思って、朝からサウナスーツ着てランニングからの筋トレを毎日やっています。
いらないものを捨て身軽になり、研ぎ澄まされた個人、組織になって、人生を一転突破して、ぶち抜いてやりましょう。
というわけで、とりあえず来年3末までは休みなしで走りぬいてやろうと思います。
深酒がしにくいのだけが心残りですが、シャンパンファイトは戦い抜いたあとにやろうと思います。
この前後輩の先生と飲んでました。彼、私の理想とする強い個人としての戦い方をうまくやっています。企業して組織で戦うことだけがビジネスではないことを体現しているので、いい刺激になります。
また本を出していましたので、ご紹介します。すごい勢いで本書いていますね。最近はnoteも書いているようです。
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