スケールさせたいなら起業は一人でやらない方がいい
今回は起業するなら、一人じゃない方がいい、というテーマについてです。
まずは最近の日本の現状についてですが、
円安政策は相変わらず続いています。
経常黒字は円高要因ですが、日銀があの調子では円安は解消されません。
無限緩和やってますからね。
選挙もあるし、政府は増税は無理でしょう。
となると、インフレは放置なはずです。
実質賃金もマイナスが続いていますが、インフレに賃金がおいつくような社会じゃないですから、日本は。
社会主義的な要素が多い、不思議な資本主義です。
こんだけ少子高齢化が進んできたら、社会保障費は爆あがりで、それを支える人は減る。
だが、
移民は嫌だ。
増税も嫌だ。
社会保障が下がるのも嫌だ。
トレードオフができない理由がよく分かりません。そういう気質なのか、教育が悪いのか、たぶん両方なんでしょう。
何も捨てることができない人には、何も得ることはできない、と思います。
これはこの国の病みたいなものだと思います。
一回痛い目をみないと分からないでしょうが、それでも目は覚めないかもしれません。
自分と自分の大切な人は、自分で守るしかありません。
医療ビジネスは国に依存している以上海外に逃げることはできませんが、正直早く卒業してどこにでも移住できるように
資産をためたいと考えています。
それまで日本が、というか円が持つかどうか。
タッチダウンがいつかは誰にも予想できません。でも5年もてばいい方じゃないですかね。
だから今はマジで、死ぬほど働いて稼いだ円を資産に変え続けるしかないんです。
もう自分は稼いだ円を実業に再投資するつもりはあまりないです。
もちろんスモールチャレンジはするかもしれませんが、大きな投資はしないでしょう。
日本でしか成立しない実業はいずれ足かせになるからです。
日本沈没までの準備は、2つだけです。それ以上は時間なくてできません。
資産を作る、英語をやる、この2つです。
ドルが世界の基軸通貨になったように、言語は英語が世界を取りました。すべてのシステムは英語をベースに作れています。だからやるしかないですが、日本語ベースからの英語は、語順、子音、これがきついです。
英語も毎日2時間くらいは隙間時間にやっていますが、亀のごとくスピードでした成長しません。
やらないよりマシという感じですが、やらなければ0なので、どんなに成長速度遅くてもやり続けてやります。
日本語を英語に変換、英語を日本語に変換、は必ず頭の中で発生する作業なので、変換速度を修練でどこまで早くできるかの戦いだと思っています。英語で思考するのは、大人になってからは無理というのが結論です。
英語の勉強の仕方はプログリットに通ったおかげで習慣化しました。
お金はかかりますが、かなりおススメです。
プログリット
実業の方は、予定どおり。
A&O大阪、美容自費オンリークリニックとして11月から生まれ変わりました。私は一つのクリニックの中で二つ以上の科を成立させることができませんでした。もうこの10年の戦いで十分答えあわせはできたので、二度とやりません。しかし精神科と美容の法人グループ内でのシナジーはでているので、それでいいと思っています。
Wスキン名古屋で健康診断の要素を少しずつ取り入れていきます。自費でできるというのと、自分自身、アンチエイジングが一つのテーマなので自分の健康管理も自分のクリニックでやれるようにしていきます。老化に全力で抵抗してやりましょう。
https://www.w-clinic-nagoya.com/
名駅さこうのエクソソームのうつ病へのstudyも丹羽先生のおかげで順調です。ケースたまったらすぐ論文にします。
Z/X coffeeもオリジナルフードメニュー定着してきました。自社で作っているものの方が当たり前ですが利益率高いので、売上が同じでも利益は上がります。セットメニューなども作って顧客単価を上げるように色々と工夫しています。毎日PDCAを回しまくらないと飲食は絶対勝てないですし、勝ちの型を作れない。フランチャイズを目標に店作りを進めます。
https://www.zx-coffee-nagoya.com/
港区居酒屋まつ、やっと内装会社決まり、工事はじまります。長かった。来年早めにオープンできるように準備進めます。
https://www.izakaya-matsu.com/
実業を10年やっての感想としては、スケールさせるなら起業は一人でやらない方がいいと思います。日本は一人で創業することが多いですが、海外では複数での起業は普通です。
結局、雇った人を自分と同じ熱量、そして経営者視点で考えてもらうのは、ほぼ不可能です。私が今毎日働いていますが、それももちろんできません。リスクを共有していないのもありますし、創業者利益もない。そして実業を成功に導くには気合がまじでいります。スケールさせるということはリスクもよりとっていくということです。リスクをとれば、大ピンチが必ずでてきます。その時は、めちゃくちゃ働かないと乗り切れません。運命共同体でなければお互いがお互いのために死ぬ気で頑張ることはできません。
私はZ/X coffeeはパートナーの社長がいて、同じくらいの熱量と気合でやってくれているのでなんとかなっていますが、いなければ絶対に無理です。それに一人で考えつくアイデアには限界があります。私はどちらかというと自分のスキルを伸ばすのは向いていますが、組織を巻き込んで集団の力を高めるのは苦手です。専門職の集まりである医療ビジネスはなんとかなりましたが、そうでないビジネスとの相性は悪かったと思います。それを社長は補填してくれています。
だからこれから起業する人は、共同創業の方がいいんじゃないかと思いますね。
まとめ
今回は起業するなら仲間がいた方がいい、という話をしました。
一人の能力には限界がありますし、雇用した人はどこまでいっても運命共同体ではありません。正直熱量が違いますし、裏切りもかなりあると思います。
一心同体とまではいかなくても、人生の多くの部分をリスクをとってかけている仲間が最低でも一人はほしいです。
ぎりぎりの時、仲間が一人でもいたら、お互い支えあいながら乗り切れる可能性は高くなります。
海外でファミリービジネスが結構多いのも、起業してみて分かりました。
裏切りの可能性が少ない血の結束は正直悪くないかもしれない、と今は思います。
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