起業後の告知、広告について、ローンチの告知はしっかりと、しかし広告だよりは意味がない
どのようなビジネスでも、商品、サービスがうまく売れない時に、安易にでてくる案として広告があります。
「広告したらいいんじゃないですか」
打ち合わせや、他人からのアドバイスで何万回と言われたセリフです。
もちろん告知、広告、大事です。その商品、サービスを知ってもらわないと、買ってもらったり、使ってもらったりすることができないからです。
ですので私も何かをビジネスをスタートさせたり、新たしいサービスを打ち出す時、最初のうちは、しっかり広告することが多いです。
スタートよりもかなり前の段階から、つまり広告可能になったらすぐに始めます。告知が遅くていいことない。
まずは認知してもらう、知ってもらう必要があるからです。
ですが、結論として、商品やサービスがいけていなければ、どんなにマーケティングを頑張っても売れるようにはならない、ということです。初めてのお客さんを獲得するための広告コストは、非常に高い。ですが、サービスが良くなければ1回来て終わり、リピートなしだと、広告に金を使ってもバケツの下に穴があいているがごとく、金が消えていくだけです。
当たり前のことなのですが、なんかたまに忘れてしまうのです。マーケティングは、ある一定のレベル以上に商品、サービスが達していて、競合との最後の差別化で用いるべき手段なのです。
さらに、実店舗型のビジネスの場合、マーケティングを広範囲にやることも意味がないと思っています。SNSとかを見て遠くからわざわざくるお客さん、ありがたいですが、リピーターにはなりにくいからです。
実店舗型で、その場でサービスが発生し終了するビジネスは、何度もきてくれるロイヤルカスタマーをどれだけ作れるかで勝負は決まります。
一回限りのお客さんが100人よりも、1人のロイヤルカスタマーが100回きてくれる方が、圧倒的に、ほんとうに死ぬほど圧倒的に大事なんです。
何が大事か、優先順位がついていないと、どんなサービスすればいいのかも分からず、ブレブレになります。
もちろん無料でやるSNSは価値があると思っています。結構金をかけてやるSNSマーケティングが違うなと思っているだけです。
結局は売れないのは自分たちの商品、サービスがいけてないからだ、という辛い事実に向き合うことができなければ、何をしても結果はでない、ということです。本質なのですが、目を背けがちなことではあります。これは自分自身が一番そう思っています。
忘れないために、ブログに書いています。
お客さんがその店にくる意味は、商品、サービスの内容だけではないと思います。空間、雰囲気、接客、などその場でしか得られない何らかの価値のある体験を提供できるかどうかにも影響されるはずです。次にくる意味を提供できなければ、リピーター、しいてはロイヤルカスタマーになっていただくことはないでしょう。
それら目に見える商品、サービス、目に見えないサービス、すべてを含めて、どれもささってないから売れないのです。お客さんの欲求の一つも満たしていない状態、ということです。
その状態で商品、サービスを売るためには、自分たちの店以外ではその地域で誰も扱っていない、状態しかいないです。オンリーワンの店に、地理的にもっていく、しかない。それも一つの戦略なので、だめではないですが、そんな場所あるのかってことです。
というわけで、私は今、個の力を強くしたい、と思っています。結局自分が成長した範囲内でしか勝負することはできないことに再度気が付きました。何度も同じミスをして、何度も気がついています。その都度、進歩はしていると思っていますが、ミスはするのです。怪我したら痛いです。
そして自分がコントロールできるのは自分しかいない。このテーマ、何回も自分の人生で経験しているのですが、少したつと忘れてしまうんですよね。なんとか脳に刻みたいですが、またやってしまうかもしれません。
しかし私はそのたびに自分は成長できたと思っています。挑戦して、失敗したり、ベコベコに凹む状態までいったから、そっから反撃するために新しい武器を手にいれてきました。絶対に転んでもたたでは起きない、そう決めています。
しばらくずっともやもやしていましたが、ちょっとすっきりしました。
格闘技、筋トレ、ランニング、続けていましたが、流していたので少しこっちもギア上げていこうと思います。身体の怠慢は心の怠慢につながっている気がします。
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