WeFiは+727USDT、GoMiningは+53ドル。でも本当の利益はいくらか――10月2日から8日の「増加分」を分解してみた

増えた残高は利益ではない。追加資金・報酬・評価変動・ロック資産を分けて考える投資管理のイメージ

投資アプリの残高が増えていると、つい「利益が増えた」と考えたくなります。

しかし、実際に複数の暗号資産サービス、株式、不動産を運用していると、画面上の増加にはまったく性格の違うお金が混ざっていることが分かります。

  • 運用によって生まれた報酬

  • 自分で追加した資金

  • トークンやドルの価格変動

  • ロック中で、すぐには使えない資産

今回は、2026年10月2日と10月8日に自分で確認したWeFiとGoMiningの画面、10月4日から7日までに届いた取引・報酬メール、楽天証券の配当入金通知を照合しました。

結論から言うと、WeFiはOverall USDTが727.51 USDT増え、GoMiningのウォレット表示は53.48ドル増えました。ただし、どちらも増加分をそのまま「この期間の純利益」とは呼べません。

画面の数字が増えたときこそ、内訳を分ける必要があります。

目次

WeFiは727.51 USDT増えた。しかし、同じ期間に追加購入もしている

2026年10月2日と10月8日のWeFi画面を比べると、次のように変わっていました。

  • ITO Units:58,269 → 59,169(+900)

  • Overall USDT:17,609.39 → 18,336.90(+727.51)

  • Overall WFI:8,698.05 WFI → 8,936.08 WFI(+238.03 WFI)

  • 画面上のWFI価格:2.02ドル → 2.05ドル(+0.03ドル)

  • ITO関連表示額:38,159.88 USDT → 38,812.13 USDT(+652.25 USDT)

  • All time gains:110.22% → 111.58%(+1.36ポイント)

10月8日の画面には、直近24時間で+45.34 WFIという表示もありました。数字だけを見ると順調です。

一方、Gmailで取引通知を確認すると、10月4日から8日までにWeFiの購入が5件ありました。いずれも決済額は102.05ドル、処理手数料は2.04ドルでした。

5件の合計は、決済額510.25ドル、処理手数料10.20ドルです。

ただし、Overall USDTの+727.51と追加購入510.25ドルは、異なる項目として記録する必要があります。この画面項目に購入元本が含まれるかは今回の資料だけでは確定できません。両者を単純に差し引いて純利益を計算することも避けます。

さらに、ITO Unitsは900増えていますが、今回メールで確認できた5件だけでは、この増加のすべてを説明できません。メールの対象期間外の購入、反映時点のずれ、別の取引などを追加で突合する必要があります。

WFI価格も2.02ドルから2.05ドルへ上がっています。WFI建ての数量が増えなくても、ドル評価は価格だけで上がることがあります。

今回のWeFiの口座全体では、「追加購入」「WFIの付与・増加」「価格変動」が同時に起きています。それぞれがどの表示項目に反映されるかを照合する必要があります。

私が本当に知りたいのは、Overallの増加ではなく、次の数字です。

参考損益 = 外部へ移せる現在価値 + すでに回収した金額 - 累計投下額(別払い手数料を含む)

手数料を二重に差し引かず、回収可能性と内訳を照合するまでは、画面上の増加は「参考値」として扱います。

GoMiningはウォレットが増えても、ロック元本のドル評価は減った

GoMiningの変化は、残高増加の中身を考えるよい例でした。

10月2日のウォレット表示は11,785.49ドル、10月8日は11,838.97ドルでした。差額は+53.48ドルです。

ところが、ガバナンスにロックしている元本を見ると、トークン数量は21,400 GOMININGで変わっていないのに、ドル表示は8,534.32ドルから8,352.42ドルへ181.90ドル減っていました。

これは元本トークンを失ったという意味ではありません。GOMININGの表示価格が下がったため、同じ21,400トークンでもドル換算額が小さくなったということです。

一方、ロック報酬は次のように増えました。

  • ロック元本:21,400 GOMINING → 21,400 GOMINING(変化なし)

  • ロック元本のドル表示:8,534.32ドル → 8,352.42ドル(-181.90ドル)

  • ロック報酬:1,888.22 GOMINING → 1,967.95 GOMINING(+79.73 GOMINING)

  • ロック報酬のドル表示:753.02ドル → 768.09ドル(+15.07ドル)

「トークン報酬は増えた」「ロック元本のトークン数は変わらない」「元本のドル評価は下がった」。この3つが同時に起きています。

GoMiningから届いた日次報酬メールでは、10月4日から7日までの4日間に、次の金額を確認しました。

  • 10月4日:61.68ドル(Mining 60.33ドル、Simple Earn 1.35ドル)

  • 10月5日:63.12ドル(Mining 61.73ドル、Simple Earn 1.39ドル)

  • 10月6日:62.68ドル(Mining 61.30ドル、Simple Earn 1.38ドル)

  • 10月7日:62.27ドル(Mining 60.90ドル、Simple Earn 1.37ドル)

4日分の合計は249.75ドルです。

それでもウォレット全体の表示増は53.48ドルでした。差の要因として考えられるのは、報酬だけでなく、マイナーのアップグレード、トークンの入出金、各資産の価格変動、メンテナンス関連の支払いなどです。ただし、今回の資料だけでは差額の全内訳までは確定できません。

実際、この期間にはマイナーのアップグレード通知が複数届き、10月4日には750 GMTの入金通知も確認しました。10月8日に確認した一つのアカウント画面では7台、合計1,513 TH、電力効率16.41 W/THでした。複数アカウント全体の合計とは区別しています。

GoMining公式の説明でも、日次のネット報酬はプール報酬から電気代とサービス費用を差し引き、各種割引を反映して計算されます。GOMININGトークンはメンテナンス費用の支払い、マイナー購入、ガバナンス参加など複数の用途があり、ロックには期間と流動性の制約があります。

私の場合、GoMiningは少なくとも次の4つに分けて記録しなければ実態を把握できません。

  1. BTC・USDT・USDCなど、ウォレット内で動かせる資産

  2. 日次で付与されたMiningとSimple Earnの報酬

  3. 期限のあるロック元本とロック報酬

  4. Digital Miner自体の取得費、アップグレード費、売却可能価値

「報酬メールの合計」と「ウォレット残高の増減」は、同じ数字にはなりません。

楽天証券の配当は、暗号資産より「実現」を確認しやすい

同じ期間に、楽天証券から複数の配当・分配金入金通知が届きました。

  • IGLD:84.64ドル

  • CIMB:36,865円

  • JEPIとJEPQの合計:443.25ドル

  • 複数銘柄の合計:1,335.25ドル

確認できた外貨分の合計は1,863.14ドル、円貨分は36,865円です。

株式にも株価下落、減配、為替、税金のリスクがあります。しかし、証券口座の預り金へ入った配当は、保有株の評価益とは分けて確認できます。

暗号資産の「Overall Earnings」や「All time gains」よりも、いつ、どの銘柄から、いくら入金されたのかが明確です。

ただし、ドル配当は円に替えるまで為替リスクがあります。ドルのまま再投資すれば、その後の損益も変わります。入金されたからといって、最終的な円ベースの利益が確定したわけではありません。

それでも、ロック条件や出金可否が曖昧な残高に比べれば、実現キャッシュフローとして管理しやすいと感じます。

EniPay、BST、XDAO、BitradeXは「同じ日付で確認できないもの」を足さない

EniPay、BST、XDAO、BitradeXも実際に利用してきました。

しかし今回は、10月8日時点の同一条件の残高画面と換金経路をそろえて確認できていません。そのため、過去に確認した残高や評価額を現在値として合計しませんでした。

EniPayについては、10月2日にUSDT 0、EPI 4,761.834027、ENI 3.595685、EPAY 7.014971を確認しています。ただし、これは10月2日時点の画面表示です。価格、流動性、出金経路を同時に確認できないため、現在の円評価には使いません。

BSTとXDAOも、10月4日に確認した表示額はありますが、10月8日の現在値としては扱いません。BitradeXでは出金時の問題を経験しており、残高が見えることと回収できることは別だと学びました。

新しい投資サービスほど、私は次の順番で見ます。

  1. 少額でも外部へ出金できるか

  2. 元本を回収できるか

  3. 売却できるだけの市場と流動性があるか

  4. 出金・交換・送金の手数料はいくらか

  5. 追加資金を止めても仕組みが成立するか

高い利回りが表示されていても、出口を確認できない資産は「利益」ではなく「未回収の表示値」です。

不動産も事業も、売上や家賃だけでは利益にならない

この考え方は、暗号資産だけの話ではありません。

国内の賃貸不動産では、家賃が入っても、手元のキャッシュフローを見るにはローン返済、管理費、修繕費、固定資産税、空室損失を考慮する必要があります。ローン元本の返済と、会計上の費用・利益は分けて考えます。ドバイのオフプラン不動産への支払いは資産取得のための資金投下であり、その支払額を運用益とは呼べません。

事業も同じです。売上が増えていても、人件費、家賃、広告費、設備投資、経営者の時間を考えれば、手元に残る利益は別です。

投資アプリだけが特別なのではなく、どの資産も「入ってきたお金」「追加で入れたお金」「評価の変化」「今すぐ使えないお金」を分ける必要があります。

私が残高を4つに分ける理由

現在は、投資ごとの数字を次の4つに分けて考えています。

1.追加資金

新規購入、積立、アップグレード、送金手数料、カード決済手数料です。残高を押し上げても利益ではありません。

2.実現キャッシュフロー

口座へ入った配当、外部ウォレットへ出金できた暗号資産、銀行口座へ戻せた金額です。税金や為替を考える前でも、少なくとも「受け取った」ことを確認できます。

3.評価変動

トークン価格、株価、為替、不動産評価などによる増減です。売却するまで確定しません。

4.ロック・未回収資産

期限があるステーキング、売却市場が薄いトークン、出金可否を確認できない残高、完成前の不動産などです。資産であっても、必要なときに現金化できるとは限りません。

この4分類をすると、WeFiの+727.51 USDTも、GoMiningの+53.48ドルも、意味が変わって見えます。

まとめ:増えた数字より、「なぜ増えたか」を記録する

2026年10月2日から8日にかけて、WeFiのOverall USDTは727.51 USDT増え、GoMiningのウォレットは53.48ドル増えました。

同じ期間に、WeFiでは少なくとも510.25ドルの追加購入と10.20ドルの処理手数料を確認しました。GoMiningでは4日分249.75ドルの報酬通知がありましたが、ロック元本のドル評価は181.90ドル下がりました。楽天証券では、1,863.14ドルと36,865円の配当・分配金入金を確認しました。

一つの画面だけを見ると、どれも「増えた」「減った」で終わります。

しかし実際には、追加投資、報酬、価格変動、ロック、手数料が同時に動いています。

投資で私が重視するようになったのは、残高の大きさではなく、その増減を説明できることです。

増えた残高は利益ではない。利益に近づけるには、入金と評価額と回収額を分けて記録する。

これが、複数の暗号資産、株式、不動産を実際に運用して分かった、かなり地味ですが重要な管理方法です。


暗号資産、不動産、株式を含むこれまでの投資記録と、現在利用しているサービスの紹介ページは、lit.linkにまとめています。

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参考:

※本記事は2026年10月8日までに本人が確認した画面と通知に基づく個人の運用記録です。特定の金融商品、暗号資産、サービスの購入を推奨するものではなく、投資助言ではありません。

※暗号資産には価格変動、元本割れ、流動性不足、ロック、出金停止、サービス停止、ハッキング、規制変更などのリスクがあります。株式・不動産にも価格変動、為替、減配、空室、修繕、金利等のリスクがあります。必ずご自身で最新情報と契約条件を確認し、余裕資金の範囲で判断してください。

※本文には紹介ページへのリンクが含まれます。紹介経由で報酬が発生する場合があるため、PR・広告を含みます。収益や成功を保証するものではありません。

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