美白になるためには何をしたらいいのか、予防と治療について
美白の相談は、かなり多いです。
私自身は、筋肉のカットをより際立たせるために、むしろ日焼けする傾向にありますので、美白とは真逆に生きています。
ですが、結局肌のくすみは細胞の劣化、老化によってできるので、アンチエイジングの意味合いでは私にとっても重要です。
美白のために何をしたらいいのかを書く前に、なぜ肌がくすむのか、その原因について書き出してみます。
肌がくすむ原因は多岐にわたりますが、主な要因は以下の通りです。
- 紫外線ダメージ
日焼けによるメラニンの増加や肌の炎症は、肌のくすみを引き起こします。
紫外線は肌のコラーゲンやエラスチンを破壊し、肌のハリや弾力を失わせることでくすみを引き起こすことがあります。
- 肌の乾燥
水分不足により肌の透明感が失われ、くすんで見えることがあります。
乾燥は角質層の厚みを増やし、光の反射が悪くなることでくすみがちになります。
- 古い角質の蓄積
肌のターンオーバーが乱れ、古い角質が肌表面に蓄積すると、肌はくすんで見えます。
角質が厚くなると、肌の色が暗く見えることがあります。
- 血行不良
血行が悪いと肌の透明感が失われ、くすんで見えることがあります。
肌の酸素や栄養供給が悪化すると、肌のくすみや不健康な色に影響を与えます。
- 生活習慣
睡眠不足や不規則な生活、ストレス、喫煙などが肌のくすみを引き起こすことがあります。
バランスの悪い食生活も肌に影響を与える可能性があります。
- メイクやスキンケア製品
メイクの残りやスキンケア製品の成分が肌に合わない場合、肌がくすむことがあります。
適切なクレンジングや洗顔を行わないと、肌のくすみの原因となることがあります。
肌のくすみを改善するためには、紫外線対策をしっかりと行い、保湿を心がけ、適切なスキンケアを行うことが重要です。また、バランスの良い食生活を心がけ、十分な睡眠を取ることも大切です。
といって感じで、原因はいくつもありますが、つまりは細胞が劣化、老化してくると肌がくすんできてしまいます。細胞は何もしなくても錆びていきますが、紫外線、ほこり、化学物質、ストレス、寝不足、運動不足、栄養不足、などなどあらゆるマイナス要因で老化はさらに早まっていきます。
外敵を退治することも重要ですが、限界がありますので、その場合は治療的なアプローチとなります。
治療の話の前に、まずは日常的にできる美白ケアについて記載します。
美白ケアを行うためには、以下のようなステップを踏むことが効果的です。
- 紫外線対策
日焼け止めの使用: 日焼け止めを毎日塗ることで、紫外線によるダメージを防ぎます。SPFとPA値が高いものを選び、こまめに塗り直しましょう。
日陰を利用する: 強い日差しを避け、帽子やサングラスを利用して紫外線から肌を守ります。
- スキンケア
美白化粧品の使用: ハイドロキノン、アルブチン、ビタミンC誘導体など、美白作用のある成分を含む化粧品を使用します。
保湿: 肌の乾燥はメラニンの生成を促進するので、しっかり保湿を行いましょう。
優しい洗顔: 硬くこすらず、優しく洗顔することで肌のダメージを防ぎます。
- 生活習慣の改善
バランスの良い食事: ビタミンCやEを多く含む食品を摂ることで、肌の健康を保ちます。
十分な睡眠: 肌の再生は睡眠中に行われるので、十分な睡眠をとりましょう。
ストレス管理: ストレスは肌の健康に悪影響を与えるので、リラクゼーションや適度な運動を行い、ストレスを管理します。
このようなことは、日常的に気を付けることができると思います。
それでも、どうしても肌がくすんでしまう、進行してしまうことはあります。
その場合は、治療的なアプローチとなり、以下のようなものがあげられます。
大きくわけで、①色がついてしまった細胞を破壊する、もしくは、②若返らせて色味を改善する、です。究極は老化させないようにするのが一番です。
スキンケア商品は、①と②の効果が混在してきます。
スキンケア製品:
美白化粧品: ハイドロキノン、アルブチン、ビタミンC誘導体など、美白作用のある成分を含む化粧品が医療専売コスメとして販売されています。
細胞の若返りという意味では、レチノール入りの化粧品もおすすめです。
医療機関専売ですと、ゼオスキン、リビジョン、ガウディ、ナビジョン、が人気です。
医療施設での治療:
レーザー治療: 特定の種類のレーザーを使用してシミや色素沈着を軽減することができます。これは①がメインですね。
ケミカルピーリング: 皮膚の表面を薬剤で剥離し、新しい肌が再生するのを促進することで、シミや色素沈着を軽減します。こちらは②がメイン。
さらには、細胞を若返らせるアンチエイジングの施術はすべて美白に効果があります。これらはもちろん②の効果メインです。
例えば、
ダーマペン
細かい針で肌に微細な穴を開けることで、肌の自己修復能力を活性化させ、コラーゲンの生成を促進します。
シワやたるみ、毛穴の開きなどを改善する効果があります。
ダーマペンの施術時に、ＰＲＰ・エクソソームなどの美容液を併用するのも相乗効果でます。
PRP療法（プレートリッチプラズマ療法）
自分の血液から採取した成長因子を含む血小板を皮膚に注入し、細胞の再生やコラーゲンの生成を促進します。
シワやたるみの改善、肌のハリとツヤの向上が期待できます。
エクソソーム
エクソソームを用いて肌の再生や修復を促進する施術も細胞の再生、修復をもたらします。
水光注射
投与する美容液を美白用、もしくはアンチエイジング用、を使用する。もちろんＰＲＰ、エクソソームを水光注射で投与すれば全顔にまんべんなく一定の層に投与することができ、効果的です。
以上が美白にならない対策、なったあとの治療です。
予防、治療、をうまく使って、美白を手に入れましょう。
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