医師Q&Aサイト@doctor、アイドルエコノミー型のビジネスモデル

医師QAサイト@doctorについて

アイドルエコノミー型のビジネスモデルとして作り上げました。

 

 

こちらが実際のサイトになります

doctor

https://at-doctor.com/

 

 

私がBBT大学大学院、MBA取得のためのオンラインビジネススクールに通っている時に起業して立ち上げたサイトです。

BBTは卒業試験が、論文を書くか、実際に起業前提でビジネスプランを作るか、を選べました。

起業するためにビジネススクールにいくのだからと、ビジネスプランを作成し、大学中に起業することを選びました。

 

当時はオンライン上で医師に質問するというサイトが少しずつでてきている、時代でした。

 

同じようなことをやっても大手には勝てないと思いましたが、私が専門としていた児童精神科は医師の数が少なく、実際のクリニックに初診予約をしようとすると半年くらい待たないといけない状況でした。

リアル店舗ではそれを是正するために、児童精神科クリニックを展開していましたが、医師を育てるのに非常に時間がかかるので、スピード感はありませんでした。

 

そこで、自宅近くに児童精神科がない人が、ネット上から質問できるようなサイトを作ろうと思いました。

児童精神科の質問は内科とかと違いその場ですぐに判断しないといけない緊急性が少ないので、ネット上のQAに相性がいいとも思いました。

そして、医師側は、空いた時間に返信すればいいので、医師というリソースも効率的に使うことができ、アイドルエコノミーの一つとも考えていました。

 

また実際に私が運営しているクリニックに通院している方でも、クリニックが休みの日には問い合わせができませんが、このサイトを使えばそれも可能になります。

医師を指名することもできるようにしたため、主治医が登録していれば、安心して質問できます。

 

 

というのがサイトの全体的な建付けです。

 

それ以外にも、コンテンツを充実させるために、医師のインタビューをつないでいく[ドクターズリレー]や、心と体にいいレシピをABCクッキングさんから提供してもらいそれに対してどの栄養素がどの症状に効果があるのかを私が解説する「@doctorレシピ」とか、児童精神科関連の医療記事作成、など行ってきました。

 

途中からは心理士、管理栄養士の登録もするようにして、医師と使い分けるようにもしてみました。

 

 

難点はもともと児童精神科領域にかかわる医師、心理士、管理栄養士は少ないので、質問に答える側の登録はそんなに増えないことです。

 

 

あと運営し始めて思いましたが、日本は子どもは医療費が0円のエリアが多いので、有料で質問をするというのも浸透するのにはかなり時間がかかるなと思いました。

 

現状はクリニックに実際来ている方の利用が多いですが、粘り強くサービスは続けていこうと思っています。

 

このサイトを作ることで、はじめて知る経験、知識、失敗、人脈、それは他のビジネスの役にも立っています。

 

このサイトは児童精神科医師の空き時間を有効利用する、児童精神科受診の困難さをネットを利用して時間・空間を超える、というのをテーマにしていましたが、空いているリソースをネットを使ってうまくマッチングする、というのは色んな分野で応用がきくと思います。

 

私がビジネススクールでアイドルエコノミーを講義してくれた大前先生が本を出していますので、ご紹介です。アイドルエコノミーについて詳細に書かれています。
アイドルエコノミーで稼げ 大前研一

 

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