児童精神科– category –
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自我境界、って何
自我境界、って何 精神科界隈のなかで、自我境界、という単語があります 自分と、他人を分かつ、心の境界、壁みたいなもの、と考えてします。 エヴァンゲリオンでいう、ATフィールドみたいな感じです。見えないけど、そこにある、みたいな。 ... -
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アルバム見るだけでも治療的
アルバム見るだけでも治療的です 今回の結論は、タイトル通りではあります。 アルバム療法、そんなものがあるのかは知らないですが、私の大学病院時代の松本英夫教授がそう呼んでいました。 母子の最初の出会いが大丈夫だったら、軽い子ならアルバム... -
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世代間伝達について②、ひとつの例
世代間伝達について②、ひとつの例 ひとつ前のブログで、世代間伝達の話をしました。 世代間伝達の型は、似たような感じで伝達することもあれば、ちょっと形を変えつつも連続性がある、ということもあります。 まさに千差万別です。 境界性パーソナ... -
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世代間伝達、について
世代間伝達、について 当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが、母子関係、養育者との関係、が型を変えながらも、世代間にわたって伝達していくことの方が多い、です。 特に極端な場合、それが顕著にあらわれることがあります。 例えば、境界... -
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愛情が届いてないように見えることもある
愛情が届いてないように見えることもある 子育てをしていて、なんか自分の愛情が届いていないような気がする、と感じたことがあると答える養育者の方は結構います。 その場合は、自分では愛しているつもりだが、もしかしたら自分の頑張りが、愛が足り... -
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子育ては手がかかって当たり前、ということは・・・
子育ては手がかかって当たり前、ということは・・・ これは、タイトルどおりなんですが、子育ては手がかかるのが普通です。 何が言いたいかというと、手がめちゃめちゃかかるのも気になりますが、手がまったくかからなかった、というのは最も注意が... -
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お気に入りの毛布、タオルケットを手放せない、について
お気に入りの毛布、タオルケットを手放せない、について 子どもの時からお気に入りの毛布、タオルケットがあって、それを手放すことができない、旅行でも持っていかないと安心して寝れない、という方、いると思います。 ボロボロになったぬいぐるみ、とか... -
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コミュニケーションの苦手さ、について思うこと
コミュニケーションの苦手さ、について思うこと 最近は発達障害について、昔にくらべるとそういうものがあるという情報が、広がったなと思います。 何それってならなくなったように思います。 ネットやSNSが発達して、著名な方だけでなく、一般の方... -
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精神科と栄養療法について
精神科と栄養療法について 一つ例をあげます。 「注意欠如多動性障害(ADHD)と鉄、フェリチンの関係について」です。 最近ではADHDと鉄欠乏、血清フェリチン低下との関連性の話題はよく耳にするようになりました。私の所属していた大学病院でも...