児童精神科– category –
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ADHDと脳の炎症について
ADHDと脳の炎症について 細胞の炎症が、あらゆる病気の原因の一つとなっている可能性、があるよね、という話を一度しました。 老化の原因が、慢性炎症にある、とするなら、細胞が劣化することによって、多くの病気は後天的に発生しているのではないかと... -
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抜毛について、罪悪感とは
抜毛について、罪悪感とは 抜毛、自分で自分の毛をぬいてしまう行為、主訴として来られる方もいますが、途中でそのことにこちらが気が付くこともあります。 抜いてしまうのは、頭髪だけではなく、まつげ、まゆげ、ひげ、などなど、ありとあらゆ... -
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自己肯定感をあげるには
自己肯定感をあげるには 自己評価がかなり低くなった状態で来院される方、結構多いです。 しかも0歳以降の養育者との関係の中で、長年少しずつ自己評価を低くしてきた結果として今があるわけで、それを急に改善することはできなせん。 悪くなって... -
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感覚過敏の治療について
感覚過敏の治療について 感覚の過敏さ、どの感覚でもいいのですが、そういうもので生活上支障がある方、外来に結構こられていました。 なんらかの発達障害の症状の一つとしてでていることもあれば、それ単独ででていることもあります。 その中でも... -
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生育歴を聞く意味
生育歴を聞く意味 生育歴 私が児童精神科に入って、それまであまり意識してこなかった単語ランキングの上位をしめるものです。 生育歴からはじまり、生育歴におわる 0歳、そもそも養育者に対し「子どもができた時、どう思いましたか?」から最初の... -
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チックについて
チックについて チック、音声チック、動作性チック、がありますが、発達障害への合併も多いので、症状がでている子は結構いました。 一時的なもので、成長とともに改善していく場合もありましたが、形を変えながら、動作性なら動いてしまう場所が変... -
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コミュニケーション力を上げるには・・・
コミュニケーション力を上げるには・・・ 児童精神科をやっていると、コミュニケーションが苦手、という主訴での相談を多くうけます。 シンプルに、広汎性発達障害(PDD)がベースにあって、コミュニケーションが根本的に苦手な人もいれば、対人緊張が強す... -
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広汎性発達障害(PDD)と強迫性障害(OCD)の合併について
広汎性発達障害(PDD)と強迫性障害(OCD)の合併について この二つも合併すると、ややこしいことになるケースですね。 PDDのイマジネーション障害から派生する、こだわり、という所見と、OCDの強迫がオーバーラップしてくるからです。 簡単に... -
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広汎性発達障害と統合失調症の合併症について
広汎性発達障害と統合失調症の合併症について 前回、BPD+PDDの話を書きました。 PDDが合併すると、どの疾患も通常の経過とは異なり、見つけるのも難しいですが、治療も異なることが多いです。 統合失調症(S)についても、PDD合併していると、単... -
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境界性パーソナリティー障害と発達障害の合併について②
境界性パーソナリティー障害と発達障害の合併について② BPDとPDDの合併についての続きです。 PDDといっても、対人相互性の障害が強すぎたら、細かなすれ違いが逆に起きないのではないかと思います。 私が経験した症例でも、PDDNOS、程度の診断がつく人...