児童精神科– category –
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境界性パーソナリティー障害と発達障害の合併について
境界性パーソナリティー障害と発達障害の合併について 境界性パーソナリティ障害(BPD)の生育歴は、不認証環境があるといわれています。 不認証環境+生来の特性(易刺激性)が重なって発症するというのが、有力な仮説となっています。 不認証環境、... -
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児童精神科の入院病棟について
児童精神科の入院病棟について 今回は病気の話ではなくて、仕事としての医療についてです。 開業してクリニックをやっていると、どうしても入院が必要な場合が少なからずあります。 児童精神科の入院病棟はかなり少なく、また信頼できる先生にみても... -
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プレイセラピーって、実際なんなの
プレイセラピーって、実際なんなの 言語化するのが苦手な子、まだ言語発達されていない状態、会話は緊張が強く出てしまう子、とかの場合、プレイセラピーをやることがあります。 箱庭のように少し治療の枠がしっかりしたものから、ままごと、工作、絵... -
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学校ってほんとに大変だと思う
学校ってほんとに大変だと思う 不登校でクリニックにくる子はほんとに増えたなと思います。 これはどこまでいっても、私の個人的な意見だと思ってください。 前おきを書いた以上、ちょっと摩擦があるようなことを書きます。 まず、学校の先生、基本... -
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ADHDの不注意症状、結構きがついていないところで邪魔している
ADHDの不注意症状、結構きがついていないところで邪魔している ADHDという疾患がありますが、その主症状が不注意、と言われるものです。 不注意症状、といわれてもなんかピンとこないところあります。 シンプルなところだと、集中力が続かない、気... -
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子どもがえり、って何か
子どもがえり、って何か 子どもがえり、って、どの年代の方にもおこる現象です。 子どもが子どもがえりするのが分かりやすいですが、急にお母さんにべったりになったり、おねしょをするようになったり、おしゃぶりのようにペンや鉛筆をかんだり、す... -
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病態水準って何か
病態水準って何か まだ精神科の新人だったころ、東海大学の精神科医局で、松本英夫教授からの直接のレクチャーが当時の新人私を含めた3名に対して毎週定期的に行されていました。 今思えば、かなり贅沢な講義なのですが、当時はそんなもんなのかなと... -
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いないいないばあ、なぜ笑ってくれるか
いないいないばあ、なぜ笑ってくれるか いないいないばあ、って赤ちゃんにやると、笑ってくれますよね いや、知らないおっさんとかがやったら、もちろん笑ってくれないことありますw そういう時は、おっさんのダダ滑りですが、お母さんがやったら鉄板で... -
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現代における父親像とは・・
現代における父親像とは・・ 今回は男子からみた父親像、というテーマになっています。 児童精神科開業医をやっていますと、2歳くらいの子もみますが、上の年齢は特に制限をもうけていませんので、高齢の方を診察することもあります。 これは私だけの... -
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自我境界、穴があく以外のケース
自我境界、穴があく以外のケース 前回、自我境界に穴があいたら、どうなるか、という話をしました。 今回は、アスペルガー障害のような、広汎性発達障害(PDD)の人の場合、こういう感じじゃないかと私が思っていることを書きます。 他者の心の理解が...