ビジネスは自分の手元の実業をミクロで、そして世界の中での日本、日本の中での自分のビジネスというようなマクロな視点も必要
今回は、ビジネスは自分の手元の実業をミクロで、そして世界の中での日本、日本の中での自分のビジネスというようなマクロな視点も必要、というテーマで解説します。
まずは世界情勢から。
アメリカの経済指標、とにかく強いですね。株も上がりまくってます。
FRBが来年利下げするかもと発言したので、ドルが売られ、ドル円が久しぶりに円高の方に振れています。
しかしアメリカが利下げするかもしれないからという理由でのドル円の動きなので、日本主導ではないです。
世界の景気が悪くなれば一時的にリスクオフで円が買われるかもしれませんが、基本的に異次元緩和、貿易赤字、このあたりのことを考えると構造的に円安に向かっていくのは間違いない。
こうやって140円台に押し戻されながら、いつまでプカプカ粘れるのか、神のみぞ知るといったところでしょう。
黒ひげ危機一髪くらい怖いですが、いつ黒ひげこと円が飛ぶのかは分からない。
分からないから、ただ今はひたすら働いて稼いだ円を資産へかえる、間に合うと信じてやるしかない。
私の実業は予定どおり進行しています。
A&O大阪、精神科、婦人科撤退して美容のみになりました。まだ余波があるので、こなれるのに1-2か月はかかるでしょう。
他はそんなに変化ないですかね。Wスキン名古屋で健康診断できるように少しずつ機器をそろえていきます。自費でやれることを増やしていきますし、自分の健康管理もしっかりしたいところです。
名駅さこうのエクソソームstudyも順調にケース増えてきています。
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Z/X coffeeもセットメニューで単価アップなど、細かいところも整えていっています。限られた予算、人、モノ、を使って勝ちパターンの型を作り上げていきます。
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港区居酒屋まつの方は、内装工事進んできています。飲食は地元に度密着の方が勝つ確率が高くなると現時点では結論づけています。それをここで証明します。
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日本はこっから少子高齢化が進行していくので、内需はかなり減少していきます。インバウンドの恩恵を受けるビジネスをやっているならまだ見込みはありますが、そうでないなら、パイは減っていくので正直じり貧です。移民を入れないから外国人労働者も増えないですし、そもそも円安が進行したら外国人にとって円での給与には魅力がなくなります。日本が余程好きじゃなければ労働先、移民先に選んでももらえなくなるでしょう。
ビジネスは自分の手元の実業をミクロで、そして世界の中での日本、日本の中での自分のビジネスというようなマクロな視点も必要です。そうでなければ先を予想することができないからです。ミクロな地味な作業ももちろん重要です。
あと10年くらいは円も日本もなんとか持つかもしれませんが、その先は正直分からない。
私は起業して10年、折り返し地点ですし、どうなるかは分かりませんがやりきることができるかもしれません。
しかし次の世代は、正直日本を主戦場にするのはきついだろうなと思います。
世界へアクセスするためにはとにもかくにも英語がマストです。私は大人になって、7年前にプログリットやって以降英語学習は続けていますが、どこまでいっても限界は感じます。海外で仕事をやるレベルには到底到達できません。
AIがどこまで発達したとしても、交渉ごとでの空気感みたいなものは消えないでしょうから英語でやり取りができるのは最低条件のような気がします。
圧倒的なプロダクトやコンテンツなら言語の壁を超えるかもしれませんが、それはかなり一握りの人しか到達できないでしょう。
子どもに英語やらせるにしても、自分が英語学習で苦労していないとなめられますから、大人になってからでも学習はした方がいいです。
プログリットはメソッドを教えてくれるのでおすすめです。私は今もその時の学習法を毎日継続しています。亀のごとくスピードでしか伸びませんが、やらなければ0です。
プログリット
プログリット時代にやらされたここのオンライン英会話も、最初慣れるまで大変でしたが、アウトプットの機会がないと本気で勉強しないので大事です。
レアジョブ英会話
円が没落したとして、基軸通貨のドルをいったいどうやって稼ぐのか。ビジネスで直接ドルを獲得できないなら、暴落する前に円をドル資産に変えておくしかない。
色々と考えてはいますが、いい案が浮かばないですね。
先のことに頭を悩ませながらも、目の前の仕事をやっつけ続けなければ選択肢は増えません。
とにもかくにもエブリデイ外来しながらやれることをやりきりますわ。
起業して10年ですが結果的にこの1年が一番休まず働いていると思います。起業は若い時にやらないと、リスクを考えすぎたらやれないでしょう。そして若ければ失敗しても余裕です、失敗の経験を生かして次になんでもできるからです。
まとめ
今回は実業のマクロ視点、と、ミクロ視点、の重要さについて解説しました。
特に私のように、実店舗型のビジネスをやっていると、目の前でビジネスが展開されているため、そのことだけに目をとらわれがちです。
しかし先を予測するためには、マクロな視点が必要です。
円の価値が下がっていっているのに、稼いだ円を現金でただもっていたら、投資マイナスになってしまいます。
それに今はやっている実業も、必ず衰退していきます。
常に先を見越して備えておかなければ、環境の変化に対応することはできません。一回勝ちのパターンを作ったとしても、場合によってはそれを壊して再構築する作業が必要になります。
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