PRP治療とエクソソーム治療の比較をしてみたいと思います。
どっちの方がいい、というよりかは効果の出方が違うので、どちらも狙いたい症状に合わせて単独、もしくは両方、使っていけばいいんじゃないかと思います。
PRPは自分の採血から作っていくので、オーダーメイド感があって、私は好きですw
総合格闘技を習っている時に膝のじん帯痛めた時にも、PRPを作って損傷部位に自分で注射していました。
まずはPRP治療の方から、
PRP(Platelet-Rich Plasma、血小板増強血漿)治療は、自分の血液を用いて組織の修復や再生を促進する方法です。この治療法は、初めは整形外科やスポーツ医学の分野で、関節や腱の損傷を治療するために使用されてきました。しかし、その後、美容の分野でもその効果が注目され、様々な施術に利用されるようになりました。
美容分野でのPRP治療の主な用途としては以下のようなものがあります:
・抜け毛・薄毛の治療:PRPは頭皮に注射することで毛母細胞の活性化を促し、髪の成長を促進するとされています。
・皮膚の再生・若返り:PRPを肌に注射することで、コラーゲンの生成を促進し、肌のハリや弾力を向上させるとされています。これにより、シワやたるみの改善、肌質の向上が期待されます。
・傷跡やストレッチマークの治療:PRPは新しい細胞の成長を促進し、傷跡やストレッチマークの見た目を改善することが報告されています。
・肌のハイドレーションと輝き:PRP治療後、肌がより潤って見えることが多く、輝きや透明感が増すとの声もあります。
次に、エクソソーム治療についてです、
エクソソームは細胞内のエンドソームと呼ばれる器官から生成され、エクソソーム内には細胞の異常なタンパク質やRNA、リポイドなどが含まれています。
エクソソームは細胞から放出され、他の細胞に取り込まれることで、細胞間で情報をやりとりすることができます。
細胞の修復と再生、これがキーワードです。
エクソソーム点滴の期待される効果
・再生医療:エクソソームが持つ再生促進の機能により、組織の修復や再生をサポートする可能性があります。
・皮膚の若返り:エクソソームが皮膚細胞の活性化を促進し、シワやたるみ、色素沈着の改善に寄与するとされています。
・抗炎症作用:エクソソームには、炎症反応を抑制する効果があると考えられています。
・免疫機能の調整:エクソソームが免疫応答の調整に関与することが示唆されており、特定の疾患や状態での応用が期待されています。
まとめ
PRP治療は、血小板に含まれる成長因子を利用した治療法で、エクソソーム治療は細胞から分泌されるエクソソームの生物活性分子を利用した治療法です。
ちなみに相乗効果はどうか、調べてみました。
PRP(Platelet-Rich Plasma)治療とエクソソーム治療の併用の場合は、
期待される相乗効果
効果の増強:PRPに含まれる成長因子やサイトカインと、エクソソームに含まれる生物活性分子が同時に働くことで、組織の修復や再生をより効果的に促進する可能性がある。
治療の持続性:エクソソームの持つ情報伝達能力と、PRPの生物活性成分の組み合わせにより、治療効果が持続する可能性が考えられる。
再生医療は、PRP、エクソソームと、確実に進歩してきています。日本は再生医療、強い分野なので、もっと進化していって、老化を食い止めてほしいです。
PRPは自己血から作らないといけないので、少し施術に時間がかかるのがデメリットかなといったところです。
私も手軽さから、最近はエクソソーム点滴をメインでやっていますね。
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