投資も実業も、攻めよりも守りの方が圧倒的に重要、「この世のすべての不利益は当人の能力不足」を肝に銘じよう

投資も実業も、攻めよりも守りの方が圧倒的に重要、「この世のすべての不利益は当人の能力不足」を肝に銘じよう

 

 

投資も実業も、今は守りの時期だと思っています。コロナという100年に一度の災害で世界は一気に金融緩和に動きました。金はばら撒けばインフレになります。それはこれまでの歴史が証明していますし。今も実際そうなっています。インフレ退治のために、世界中で利上げ、QTを開始して、経済にダメージを与えています。ソフトランディングすればいいですが、ハードランディングの可能性、全然あります。そして日本は世界とは逆走していますから、日銀の異次元緩和により円の信用もだいぶ怪しくなってきています。

 

 

 

私もコロナ前まではだいぶ攻めていましたが、今は守り重視です。クロスガードディフェンスです。

 

 

 

たとえば福祉事業について、

 

私は福祉事業は日本の財政の余裕のなさをみても、将来性がないと考えていました。収入のほぼすべてを占める点数は医療よりもさらに早いペースで下がっていました。国に予算がないので当然といえば当然です。国は税収より支出の方が多い状態であり、足りないお金は国債で借金しまくっています。そして国の借金は年々増えており、コロナを経て2022年末に1000兆円を超え、GDP2.6倍となりました。先進国でダントツトップです。借金が年収の2.6倍あるわけです、そして返済する気ありません。無い袖はふれないのは当然です。予算は削れるところから削るしかありませんから、福祉は削られていっていました。これは医療事業も福祉事業もどちらも当てはまりますが、サービスに対する報酬は国が決定権を持つ点数で決められていますから、インフレになっても値段を上げることはできません。つまりインフレに非常に弱いビジネスモデルといえます。現在世界中でインフレは進行しており、日本にも波及していますが、まだ上がっていっています。しかもいつまで続くかも分かりません。インフレが進行する中で、国への依存度の高い医療福祉、とくに福祉はビジネスモデル自体がもろすぎる、と思います。ビジネスはどのようなビジネスモデルを選択するのか、最初にそれを決めますが途中で変更するのは少し大変です。となると最初から勝ちにくい、もしくはうまくいっても収益がそもそもでないビジネスモデルを選択してしまったら、元も子もないわけです。

 

それに最近、放課後等デイサービス、B型作業所、訪問看護、などの福祉系事業のフランチャイズの広告が、SNSでかなり入ってくるようになりました。

こういうのが流行りだすと、そのサービスが末期に近づいているのを感じます。

投資もそうですよね。テレビやネットでFX、株、の話がよくでるようになると、そこが天井です。ほんとにそうだから、再現性あります。

福祉事業のフランチャイズなんかはじまったら、適応にやる事業所が増えて、保険請求も増えるから、国は間違いなく監視を強めます。そして無駄な事業所をつぶすために監査にはいって、返戻させたり、介護点数を下げて全体的に攻撃してくる、と思います。

 

 

 

この現状を踏まえ、少し前から福祉事業は随時撤退してきましたが、最終的には特殊な状態にある一つの事業を残して、今年中にすべて撤退する予定です。

名駅さこうメンタルというクリニックの近くに出している放課後デイサービスWARP栄生だけは、クリニックと完全に連動しているので利用者の方のために残すつもりです。

それでも私は慈善事業を実業でするつもりはありません。事前事業したいなら個人のお金で寄付をします。

実業は赤字がでるなら、どんな事業でも撤退します。医療でも福祉でも関係ないです。赤字は、すべてにおいて悪です。3方悪。誰によってもいいことないです。

 

 

 

何かもっとうまくやる方法とかがあるのかもしれませんが、これが私の出した結論でした。撤退の判断の遅れは、全体の戦局に影響を与えかねません。限られた時間と資源の中で勝てなかったのは、ビジネスモデルの限界もありますが、自分の力の無さだと思っています。

 

 

 

そんな中、たまたまアニメで東京グールを見ていたら、このセリフでてきて、ガツンときましたね。最初見た時はこのセリフになんとも思いませんでしたが、今は刺さりました。

 

 

 

「この世のすべての不利益は当人の能力不足」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

言い訳は必要ないなって思いましたね。自分に力が足りないから、勝負事で負ける。力とは色んな意味での複合的な力だと思います。運も関係ないとはいいませんが、ただのラッキーは続きませんし、再現性ありませんから、それだけだと最終的には負けるはずです。生まれつき能力が人より高い、才能みたいなものがある人はいますが、そうじゃない人がほとんどのはずです。才能めちゃある一握りの人を真似したら絶対成功しないはずです。だから、当たり前のことを、誰よりも必死に、誰よりも長時間、大量にやりきった人が強いんじゃないかと思います。しつこさ、粘り強さ、みたいなものもその人の能力に含まれると思っています。

 

 

 

というわけで、私はこれまでもそうだったのですが、これまで以上に当たり前のことを誰よりも必死に、大量に、長時間、やってやろうと思っています。そして差を生み出してやります。

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