米トランプ相場、チャイナ緩和、日銀利上げ、間接系人材はどんどんいらなくなる
もう1月も終わりそうですね。日が長くなってきているのがうれしいです。
新年会も私はほとんどないので、仲がいい人とだけひっそりと開催しています。
もう仕事やプライベートで人脈を無駄に増やす気持ちはほぼないですね。
裏切る人が多いので、人脈もリスクの方が圧倒的に大きいと思っています。
さて今週の世界は
アメリカはトランプ相場ですね。
株も仮想通貨も、全部上がっています。
どこかでインフレ再燃、そしてバブルが終わると思いますが、それがいつなのかは誰にも分からない。
私はダウのCFDシステムトレードはやめてリスクを下げています。
これからは日経CFDシステムのみを稼働していきます。
米株は、積み立てると決めている個別株をコツコツ積み重ねていくのみ。
しかしトランプさんは、チャイナの関税もすぐには上げないし、ディールはさすがだと思います。
FRBにも利下げ圧をかけるのでしょう、だからインフレがいずれ再燃するとしても、しばらくはまだバブルはずです。
仮想通貨もきわどいですが、余剰資金の10%くらいはビットコインだけなら入れてもいいと思います。
チャイナは緩和に突っ走っています。日本と同じ出口なき戦略ですが、やるしかない。
日本とチャイナの金利もクロスしそうですし、デフレ時代への突入でしょう。
しかしテンセント、アリババ、BYDのように強いテック企業がいますから、日本とか異なる領域ですが企業の強さはあると思います。
日本は、日銀利上げしましたね。
リークしまくっていたので、市場は織り込み済でしたが、あんなにリークしていいもんなのかとは思います。
そしてここで利上げしてしまったので、次の手はほとんどないと思いますが、どうなるんでしょうか。
今回の利上げもほとんど織り込まれて、円高にもいかず、株も落ちない、むしろアメリカにつられて上がりました。
これからは介入をしながら、粘っていく感じなのか、世界同時不況による円買いを期待するのか、どちらにしても長期的には円安方向です。
インフレも進行してきていますが、これはいまんとこのペースならしのげますが、急にインフレが進んだらやばい。
とにかく円が死んでしまう前に、稼いだ円を資産に変えないと。どこまで時間があるか分からないだけに、働きまくるしかない。
日銀の手がなくなったのは間違いないので、あとはゆっくりと死んでいくのを祈るのみ
実業は予定どおり
医業:児童精神科全集中。もう永遠に児童精神科に多くの資源を投下し続けていきます。保険も子どもに対しては最後まで守ろうとしてくれる可能性が高いです。まあ国が傾いてきたら何があるか分からないので、どうなってもいいように準備と対策は常にしておく必要があります。とにかくここから先、税金で運営されている医療業界にいいことはまったくないです。悪くなるスピードが速いか遅いかだけです。しかし医業が生業である以上、ここで勝つしかないわけですから、徹底的に強みでの1点突破でいきます。2本目の矢は、再生医療×精神科、精神科薬を使わない治療を提案できることは、必ずこの先もっと意味がでてきます。精神科の薬は正直全然効果がない人がいるのをずっと疑問に思ってきました。他の手がないから既存の精神科薬を使うしかなかったわけですが、再生医療は足りない部分を本質的に補える可能性があります。自分たちがやる意味のあることなので、セグメントとして確立を目指しつつ、データ集積し論文にして発表し続けていきます。2月にTMS論文投稿予定です。
美容は超レッドオーシャンになりました。数年前よりも今の方がさらにレッド色は濃くなり更に進行するでしょう。医者が卒後すぐに美容にいくのが当たり前の時代になったということです。この劣悪な市場環境では部分的に勝てるポイントで勝負しつつ、それ以外は随時撤退し、経費を極限まえ下げスモールビジネスにする以外戦い方がない。利益率の悪いサービスはやらない。しかし打ち手があまりないというのは恐ろしいことです。泣き言を言っていてもしょうがないので、やるべきことをやるだけです。
Z/X coffee。ブランディング、新商品開発、仕組み作り、淡々と進めています。フランチャイズするにはこれが成立しないと先にいきません。どこで2号店を出して成功体験を再現できることを証明するか、そのタイミングが重要です。かなり慎重に進めるつもりです。インバウンドをどこまで取り込めるかが重要です。日本で数少ない成長産業であるインバウンドを生かせる可能性があるだけいいです。医療はインバウンド関係ないので、ほんとに衰退産業となりました。
居酒屋まつ。1周年イベントも終わり、多くのお客さんに来ていただきました。ロイヤルカスタマーを増やしていけるように、日々工夫をし続けていきます。地域密着での起業はほんとにうまくいったと思います。経費も極限まで削って、最初からそういうビジネスモデルにしたことが効いてきていますし、これは複利と同じでこの先さらに効いてきます。利益率の悪いビジネスモデルを選択しないことが実業では最重要です。
不動産:動きなし。住宅ローン実行されるまで、次の融資に動けない。夏まではチャレンジストップです。それまではドバイ不動産のプレビルドの支払いを前進させるのみ。マジで長い道のりです。めんどくさかったので海外不動産はしばらくはこれ1個でいいです。ドバイまでいって銀行口座作った方がいいのですがめんどくさすぎてやる気しない。
<間接系の人材はどんどんいらなくなる>
日本の生産性の低さは世界的にも有名ですが、ほんとにそのとおりだと思います。もともと無駄な仕事を作るのが得意なんだと思いますね日本人は。そして学生時代のサークルのようなノリで仕事をとらえている人も多い。学校にいくような感じで職場にきています。まわりの起業家たちの話を聞くと、どの業界でも同じような感じです。
例えば私の生業としている医業はメインの仕事は患者さんの病気を治す、です。そのために必要な人が集まっている職場です。クリニックや事業所が増えてくると、本部スタッフのような間接系の人を職種をいれたくなりますが、衰退産業である医業でそれはもう難しいというのが私の結論です。そんな余裕ない、ということです。国は毎年赤字で赤字国債を発行しまくり、円安は進行し、インフレはとまらない。それなのに保険点数は下がる、売上は下がりつづけ、経費は上がりつづけるわけです。そしてこの流れは止まらない。今年より来年の方がもっと利益率は下がる。こんな市場環境で余剰人員はおけない。特に直接医療サービスを提供していない間接系人材はほんとに必要ない。私のように外来もやりながら間接業務をするハイブリットが限界でしょう。私は間接系人材に渡していた多くの業務を自分に戻していっています。正直労働生産性は自分が一番高いので、人にやらせる意味もなかったというのが起業して12年の結論です。クリニックや事業所は一つ一つで独立して動き、中の人材でほとんどのことが終わるのが理想です。そして専門集団の上に治療にまったく関わっていない間接系人材がくるというのもそもそも無理だなと思います。
個の力で突破してきた自分のビジネスモデルでは特にそうなのかもしれません。しかし10年以上やってたどり着いた一つの結論ではありますし、結果自分でやるのが効率がもっともいいというのが分かるのにかなりの時間かかりましたが、実業は失敗しないと分からないことしかないので、まあしょうがない。
これは医業だけでなく、日本の多くの産業でそうなっていくはずです。これからの人たちは自分の武器を何か一つは持っていないといく場所がなくなるでしょう。
しかし今回の日銀の利上げは最後の一手だったので、これで円安をとめるのは実弾介入のみ。これも回数制限あるので、日本円がほんとに死んでいく様を自分が現役のうちにみれてしまいそうなのが本当に怖い。
日本でしかビジネスをできず円しか稼げない我々に残された時間は少ない。
冗談抜きで無駄なことをしている時間も余裕もない
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