レッドオーシャンでの戦いはかなり厳しい、可能ならニッチ戦略をとれ
2024年なってしまいましたが、とりあえず医療法人の決算を迎える3月末まではエブリデイ外来で行く予定です。
今期はマジで大変でした。
赤字事業の完全撤退、各所監査が重なり、起業して10年でもっとも忙しい1年となりました。
2024年なりましたが、まだ残骸の処理は少しあります。
それは3月までで終わらせて、4月からスッキリした状態でリスタートできるようにもう少し頑張ります。
世界情勢から
まずは米国
雇用統計、予想上振れ、めちゃ強かったですね。
金利上昇、しかし株価も上がる、強気相場です。
インフレ、どうなるのか、再燃のリスクはあるでしょう。
利下げもすでに織り込んでいるわけで、利下げペースが予想から下回ると、また荒れそうです。
FRb高官は言わせておきましょう。結果データ次第。
イエレンは、勝利宣言にはまだ早いような気もしますが、大統領選挙あるのでリップサービスでしょうか。
そして今年もチャイナリスクは継続です。
まだまだ不動産バブルの影響は続きそうです。
そして、日本。
米国のインフレが下がってこないと、金利も下がってこないので、日銀にとってはつらいところです。
しかし政府日銀が円安誘導を国策にしているなら、どうなったとしても緩和やめない、ということでしょう。
年明け円安めちゃ進みました。
145円いったんいきましたね。
急激に円安いけば、また一時的に円高に戻ってはくるでしょうが、繰り返しながら円安方向にいく流れです。
問題はそのスピードでしょう。
とにかく、資産がないうちに円安が進行したら終わりです。粘ってくれるかどうかは、もはや今は運しだい。
去年同様、稼いだ円をビジネスだけではなく、資産に振り分けなければ死んでしまいます。
今年も休んでいる暇はない。とにかく死ぬほど働いて逃げ切りを狙います。
実業の方は、予定どおりです。
医療ビジネス、A&O大阪の精神科、婦人科の撤退は去年10月末で完了していますが、借りていたテナントの解約は申し込みから6か月後なので3月末までです。毎回撤退のたびに思いますが、このやめると決めてからの6か月の家賃、内装の原状回復費用、まじできついです。もう二度とこの作業をやる気はないです。というわけで3月末まではまだダメージがあります。
メンタルは、児童精神科ニッチ戦略を強めていきます。精神科の生き残りはこれ一択でしょう。それ以外だったら泥仕合に巻き込まれて生き残れないと思います。
美容は生き残りをかけてWスキン名古屋、A&O大阪、エリアは離れていまずはがっつり連携して1つのクリニックのように動かしていきます、共有することによるコストカット、戦略の共有、情報収集の感度アップ、ここで2院でのシナジーが出せなければ美容医療に参入した意味はなくなります。
医療ビジネスは日本の財政が苦しくなれば、あおりを確実に食らいます。本格的にやばくなる前に、絶対に負けないポジションまで到達する必要があり、正直まったなしといった感じです。日々緊張感をもって最速でやるべきことをやります。
Z/X coffeeは去年からスタートしたブランドの確立、オリジナルフード、商品の開発、が軌道に乗りはじめています。この流れをキープして、勝利の型をいったん作り上げ、フランチャイズまでもっていくのが最初の目標となります。
https://www.zx-coffee-nagoya.com/
居酒屋まつ。1月16日オープンが決まりました。すでに練習もかねてプレオープンしています。初の居酒屋業態は地元に完全に根付いたスタイルをとりました。飲食はこれまでの経験から、このスタイルしか大手には勝てないと結論づけています。
今のところ想定通りといった感じですが、本格オープン後にどうなるか、期待と不安が混じっていますが、楽しみではあります。
https://www.izakaya-matsu.com/
医療ビジネスは児童精神科をコアコンピタンスにしてニッチ戦略を最初からとってきましたが、規模拡大とともにちょっと焦点がぼやけてきていたので、今年は原点回帰させていきます。最終的にはメンタルは児童精神科しかやらない、ということも視野にいれています。
美容はニッチにしにくい業界です。そういう場合は属人的な部分でパワープレイするしかないと思いますので、自分が毎日外来やっています。
Z/X coffeeもスペシャリティーコーヒーという切り口ですが、競合も多くいます。やはり属人的なパワープレイ必要です。だからビジネスパートナーががっつり入ってくれています。
居酒屋まつ、は地元密着をこれでもかと練りこんでありますから、ニッチにできたと思います。しかしやはり属人的なパワープレイいりますから、信頼できる大将にお願いしています。
ニッチ戦略+人のパワー、この2軸で勝ち抜けるしかない、と思っています。
どこまでいっても、私の業界、ビジネスモデルでは自分の引退はないと覚悟しています。
個人でやっている不動産投資は、不動産の入れ替えを行おうとしています。10年前に比べるとかなりマンションも土地の値段も上がりました。まだ名古屋はインフレのピークではないと思いますが、投資は尻尾と頭はくれてやれがセオリーです。最高値で売る、最安値で売る、は私は狙ってできるものではないと思っています。ですので、ここでいったん2つの物件、マンションと戸建て、を利確します。その資金で次の物件をいいタイミングで買いたいと思います。
去年までの2年間で、私は実業では雑草をとにかく刈り取り、少しずつ種をまく作業をし続けてきました。正直雑草刈り取る方が多かったので楽しいことはあまりありませんでした。種まきも芽がいつでるか分からないので、水と肥料をコストを支払ってあげているだけでした。
今年はその先のステージにいけるかどうか、ある意味では勝負の年になるでしょう。いい意味での緊張感はそれほど長く継続はできません、人の体力、気力には限界が必ずあるからです。だから、必ずここで決めてやります。
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