腸内細菌叢の改善は、ダイエットに有効か?
結論からいうと、有効な可能性が高いです。
しかし単独使用では、劇的には痩せないと思うので、他のメディカルダイエットと組み合わせる必要があります。
ダイエット単独では組み合わせがいりますが、腸内細菌叢の改善は、やせる以外の効果も認めらています。
腸内細菌叢の改善は、医学のあらゆる分野で研究が進んでいます。
特に日本はこの分野で世界的にも研究をリードしています。
私もかつて脳腸相関、という分野の研究にふれている時期がありました。
脳と腸はそれぞれ強く関係性をもっており、乳幼児の段階から脳と、腸は、それぞれ連動しながら発達していっています。
脳内伝達物質であるセロトニン、ドパミン、ノルアドレナリンの多くは腸で作られるのです。
腸内細菌叢の改善は、脳機能や、精神症状に対しても+の効果をもたらす可能性あります。
さて、腸内細菌とダイエットの関係についてですね。
代表的な金として、ビフィズス菌B3があります。
「ビフィズス菌 B-3」は、日本の研究において肥満に関連する一部の健康指標の改善に効果があると報告されています。
以下は、ビフィズス菌 B-3に関連する研究の主要な点です:
体脂肪の減少: 一部の臨床試験では、Bifidobacterium breve B-3を摂取することで、体脂肪率の減少や体重の低下が認められました。
コレステロール値の改善: B-3の摂取が、血中のトータルコレステロールやLDL(悪玉)コレステロールの低下に寄与する可能性が示唆されています。
炎症応答の抑制: B-3が腸内環境を改善し、炎症マーカーの低下に寄与することが考えられています。
これらの研究結果は、ビフィズス菌 B-3がダイエットや肥満の管理に有効である可能性を示唆しています。しかし、このような結果は初期のものであり、より大規模な臨床試験や継続的な研究が必要とされます。
腸内細菌叢を改善することがダイエットや体重管理に有効かどうかを考える際に、いくつかの重要なポイントが考慮されます。
腸内細菌の多様性: 腸内には数百〜数千種類の異なる細菌が存在します。これらの細菌のバランスと多様性は、健康や代謝に影響を与えることが示唆されています。高い細菌の多様性は、一般的に健康な腸内環境と関連しているとされています。
エネルギー摂取: 腸内の特定の細菌は、食物からのエネルギーの抽出効率が高いとされています。これらの細菌が多いと、同量の食物からより多くのエネルギー(カロリー)を摂取する可能性が考えられます。
短鎖脂肪酸: 腸内細菌は、食物繊維の発酵によって短鎖脂肪酸を生成します。これらの脂肪酸は、腸の健康維持や食欲調節に関与するホルモンの放出を促進するとともに、脂肪蓄積の抑制やインスリン感受性の改善に関与することが示されています。
低炎症状態: 腸内細菌の不均衡は、体内の低炎症状態を引き起こす可能性があり、これは肥満やメタボリックシンドロームのリスクを増加させると考えられています。
Wスキンクリニック名古屋では、このビフィズス菌 B3の商品として、当院では以下の商品を扱っています。
コルム(Corrm)
https://wclinic-nagoya.com/items/5f12932074b4e454b4d655b9
ですが、サプリに頼らず、食事の中でビフィズス菌を取り入れていけるのならばそちらの方がいいでしょう。
私はめんどうなので、サプリに頼ってしまっています。
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