痛み刺激は、気持ちをリセットする作用があるのは間違いない
痛み刺激って、タイトルどおりですが、気持ちをふっとフラットな状態に近づけてくれる効果、あると思っています。
いろんなタイプの痛み刺激ってあるとは思います。
いちばん簡単なのは、自分で自分に痛みを与えることですよね。一人で完結するので、いつでもできます。
刺す、切る、殴る、つねる、根性焼き、身近なものを使った痛み刺激、いくらでもあると思います。
ですが、みんなが思いつくことってだいだい似てきますから、一人でできる痛み刺激の技は結構かたよっているような気がします。
物理的に痛いと思う感覚はその瞬間に作用する感じだと思います。これに対して、自分に対して精神的な苦痛、プレッシャーを自分みずからが与える行為も長期的な気持ちリセット効果をもたらしているな、と思うことあります。こっちに関しては、何に対して自分への戒めになるかは結構個人個人違う印象です。
どちらにしても、自分を正気に保つために、自分で自分に肉体的、精神的痛みを与えている、わけです。
自傷行為なのですが、前向きな行為なことがあるわけです。全部が全部そうではないですが、一部そういうものが含まれているわけです。
何か嫌な考えが頭から離れないとき、その考えから気をそらす、のは感覚刺激は役に立ちます。
軽いものであれば、つめたい、あつい、くらいの感覚刺激でも、気をそらすことができるかもしれません。
前にも書いたのですが、最近の日本人は瞑想が苦手です。頭をからっぽにしてください、と言われても結構みんなできません。私も瞑想苦手です。すぐ雑念が思いつきます。あれ何かきっかけとか、ベースがないと、無というゾーンに入るの大変だと思っています。
思考を自ら追い出すのは大変ですが、違う刺激を入れて、ところてんの様に、押し出す、方が簡単だと思います。
その押し出す効果が、感覚刺激、特に痛み刺激にはある。
だから、痛み刺激を使うと、結構、仲間、家族、よく分からない人たち、に無意味に怒られると思うのですが、自分を正気に保つためにやっているんだから、ちょっとほかっておいてくれ、と思っていることあると思います。可哀そうだと思われる方が、可哀そうになるから、やめてくれと。結構自分で色々考えて、程度みながら使い分けてますから、大丈夫です。と。
その場合の自傷行為は、生存するための一つの手段であり、傷跡は戦い続けた人の歴史、です。
不快な感情をいちばん手っ取りばやく取りたければ、他人にぶつけた方が楽です。自分だけでなんとかしようとしたときに、痛み刺激を選択する人は弱い人ではないと思います。
固定概念にとりつかれるのは、よくありません。自分では無意識に、固定概念の罠にひっかかっていること、結構あると思います。
どんなことでも、常に、思考を0に戻して、相手の立場になって考えてみると、違ったものが見えてくることあります。
こういうことも、自分で思いついたことではなく、実際仕事やプライベートで出会った方から聞いたり、感じた、生きた情報です。
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