権利の裏側に義務があることが理解できないようでは経営者にはなれない、そしてgive and takeは圧倒的にgiveから入れ

権利の裏側に義務があることが理解できないようでは経営者にはなれない、そしてgive and takeは圧倒的にgiveから入れ

 

 

最近はほんとに円が弱いです。

今は1ドル151円、しかし構造的に円安にいくしかないので、上がったり下がったりしながらも円安に流れていくでしょう。

 

となる資産のディフェンスの仕方は、方針変わりなし。

 

とにかく稼いだ円を、分散投資していく、これしかないです。

 

投資家にはまだほど遠いので、円は実業で稼ぐしかないですから、仕事は休んでいる暇などない、ということです。日本がタッチダウンになるまでに、どこまで稼げるのかが勝負、いつかは分からないが確実にケツが決まっているなら今焦らないで、いつ焦るんだよ、と思います。死ぬほど働いてやります。

 

 

というわけで実業の方は、方針は変わらないのですが、ちょこちょこ前進しています。

 

医業の方は、宣言したとおり、部門ごとの赤字も許さない方針なので、それを粛々と実行しています。

 

このたび、大阪分院の、精神科と婦人科を来月末で終了することにしました。11月からは美容皮膚科・美容外科のみになります。理由はただ一つ、この二つの部門が赤字だからです。単月黒字がなかったわけではないですが、私が直接関わらなくなってからは、ほぼ赤字でした。やれる範囲内での手は打ちましたが黒字化のめどがたたないので、クローズを決めました。新規スタート時の立ち上がり期以外での赤字は、あらゆる人に対して迷惑をかけます。仲間にも、お客さんにも、ステークホルダーや国にも、三方悪です。いいことありません。撤退を決めるのがトップの仕事だと思っていますが、今回もまた遅かったと思います。毎回、撤退の決断の遅さに反省していますが、また反省しています。前よりはましになっているような気もしますが、決断がほんとにまだ遅い。失敗から成長しなければ、失った時間、金、人、モノ、すべてが無意味になってしまうので、必ずこれも昇華して自分の力にしてみせます。

 

 

 

Z/X coffeeの方は、客単上げるために、フードメニューを増やしていっています。この前やったカレーイベントは売り切れになりまして、うまくいったと思います。来月はガパオでイベントやろうかなと思っています。どんなビジネスも、単価×人数、しかもリアル店舗ビジネスは医療も飲食もスペースや人の時間の限界があるので、上限が決まります。常に時代や環境に合わせて変化できる組織でなければ生き残れないでしょう。ほんとに実業は昔のゲームみたいなハメ技がないのでやっている以上永遠に努力が必要です。

 

 

 

あと実業をやっていると、いろんな人に出会います。ビジネスを拡大すれば、組織をでかくするしかなく、関わる人も増えていきます。関わる人が増えれば、トラブルも増えます。自分からみたらかもしれませんが、信頼していた人に裏切られることもあります。それが嫌なら一人でやれる仕事をやるしかないでしょうが、どちらがいいのかはもちろん人それぞれです。

 

しかし理不尽なことに関しては、組織や自分の夢のためにどこまで我慢するのか、最近分からなくなったというのが正直なところです。

 

 

 

権利ばかりを主張して、権利に当然付随してくる義務をまっとうしない人、増えたなと思います。そして権利が多ければ多いほど、つまり得るものが多いほど、義務も当然増え、義務とは場合によってはリスクと考えられるものも入ってくるはずです。そしてなぜか、権利を多くを得ている方ほど、その裏側に同様に大きくなっている義務の部分を無視してくる傾向にあるのが不思議です。利権にどこまでもしがみつく為政者のようです。

 

 

 

義務の部分を、無意識に無視しているのか、権利と義務がコインの裏表と同じように表裏一体であることを教育されてこなかったのか、単純に生まれつきそういう人なのか、外から見ているとわかりませんし、分かりたくもないのですが、このような人が増えてきたら、この国は2流、3流の国になってしまうなと思います。寄付する人を評価せず、逆にこき下ろしたりするのにも類似点があります。

 

この国から恥の文化はなくなってしまったのでしょうか、自分だけが良ければ他人がどうなってもいいと思って生きるのは、ダサいんじゃないかと思います。

 

人は良いこともできますが、間違いも、失敗も、悪いこと、もします。どちらをするのも自由です。ですが、なんらかの社会、コミュニティー、つながりのなかで生きるには、自由に伴う義務があります。そして義務の部分を超えて、良いことをすることもできます。

 

私は、自分がした、良いこと、悪いこと、はなんらかの形で自分に返ってくるものだと思って生きた方が、良い人生になるんじゃないかと思っています。それがほんとに起こるかどうか、事実かどうか、は関係ないということです。誰かに感謝されたり、喜んだりもらったりしたことを、自分の喜びにできる方が、まっとうな人生になるはずです。

 

 

 

上手く言ったら自分のおかげ、失敗は他人のせい、そんなわけがあるはずがないです。成功も必ず誰かに助けられているし、失敗の中に自分の責任は必ずあります。

 

give and takeとよくいいますが、起業家は常にgiveから入ってくれださい。

givetakeが五分ではだめです、7:3、8:2くらいのイメージでgiveしないとだめです。

自分が何者でもないうちから、giveの割合を増やせないようでは、成功はしません。

相手に与えるものが少ないのですから当然です。

自分を取り巻くすべてに対して、先に自分から何かを捨ててください。その投資があとでかえってくると思うから起業するんじゃないですか。

資産も、信用も、複利的に増えていきます。そう思って起業してかなりの間は常に全力でいかないと相手に失礼です。

これができるようになると、周りを見る目も養われてきます。多くの人がgiveから入れないですし、giveの割合も少ないです。

自分から先に与えることができる人間になるのは、プライベートでも悪いことではないです。

 

 

最近、プライベートでも、ビジネスでも、似たようなことが発生していたので、ちょっとこのようなことを再考察してみました。

 

特に自分がかかわった人には、他人の足をひっぱってないで、自分の足で歩いていってほしいと、思います。

 

そして自分自身も、人はすぐに低きに流れていきますから、かなり気をつけつつ、そして自分でも気がつかないで道をそれていたらそれを指摘してくれる人たちと一緒にいたいなと思います。

 

 

 

 

 

今日も美容外来ですし、大阪の精神科、婦人科の撤収も新たに発生したので、年内はまたエブリデイ外来やると思います。

 

へばっている場合ではないので、エクソソーム点滴を打ちまくって頑張ります。

 

エクソソームのうつ病に対する臨床試験もスタートしましたし、再生医療をどう利用していくのかに医療の方はしばらくフォーカスしていきます。

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