アメリカ株式市場の参加者の方々、特に個人投資家の方々なのでしょうが、いつもう気まんまんでビビります。買う理由をいつも探しているのかなと思うくらい、米国の方は何事にも購買意欲が高いので、すげーなと思っています。
日本人はそれに比べて、年々、購買意欲が下がってきているような気がします。若者は、ものあまり買わない傾向になりそうです。アメリカ人は借金してでも、2個目の家を買ったりします。一つ目の家は、リタイアするまで便利なところに買って、2つ目の家はリゾート地など引退後に使うために、引退するまではマネジメント会社に頼んで運用して稼ぐ、一個目の家を引退したときに売却してその後の生活費にする、みたいな感じの方多いようです。だから日本は購買意欲も下がってきていて、かつ少子化人口減少ですから、日本国内のみをメイン市場としているビジネスはいずれパイの取り合いから脱落して、つぶれる会社増えてくるような気がします。
そういう意味では医療福祉ビジネスは、まさにやばいのです。日本という国にどっぷりと依存しています。かつ保険医療であれば税金が使われているので、日本に金がなくなってくれば、保険点数はいずれ下がってくる可能性あります。そうすると医療は現時点でそれほど儲かっているわけではないので、自分の病院であれば、確実に人件費を減らすことになります。人件費率が高すぎるのです、医療福祉ビジネスは。給与が減れば優秀な人材はあつまらなくなり、最新の医療機器を導入することもむつかしくなり、医療の質も下がっていくでしょう。
そうなる未来がそんな遠くないところにあると考えて、私は今どうしたらいいのか、何をやるべきなのか、決断しています。悲観的な方だと思います。しかし想定できるリスクをほったらかしておくのは、いい経営者ではないと思っています。最悪のことを考えておかないと、逆にとれるリスクもとれなくなります。精神科からはじまった医療ビジネスを、美容皮膚科、美容外科、産婦人科と他の科へチャレンジしていったのも、単独の科、たとえば精神科だけをやっていたら、何か精神科にとってよくないことが起きた時、例えば精神科の保険点数をまずは下げましょう、みたいなことが起きたら、全滅してしまうからです。ビジネスをやっていると、自分の努力ではどうすることもできない、不可侵領域があることを感じることがあります。日本の政策、天変地異、事件事故、コロナ流行、戦争、他国の政策、など、です。考えたらきりがないですが、そなえられることは備えておきたいのです。愛知県以外で、クリニックを出しているのは、一つのエリアでしぼっていたら、地震など起きた時にどうなるかな、とか考えたということもあります。人口動態とかも、県によって流れが変わってくる可能性あります。県ごとの医療政策も結構異なっています。同じ場所に集めることでうまれるメリット、セブンイレブンのドミナント戦略の方が、ビジネスとしての加速度は上がると思います。遠隔地にあることでメリットより、デメリットの方があると思っています。しかし一部、ビジネス拠点を放しておくことの意味がそのうちでてくるのではないかと考えて、そうしました。
しかし今後はエリアは増やさず、現在出店しているエリアにしぼって、ドミナント戦略を展開していこうと思っています。それは医療も、飲食、も同じですね。人、もの、はエリアが限定していないと移動させるだけでコストになります。
みなさんも、お勤めの方、経営者の方、個人事業主の方、いろんな仕事をしていると思います。どんな仕事でも、世界>日本>自分の会社>個人、という感じで必ず連続性があります。インターネットで、時間、空間、場所を超えることができるようになりました。世界に瞬時につながることができます。多くの情報がネット上には流れていますが、アクセスができるというのはすばらしいことです。イーロンマスクが自分で打ったツイッターをみれて、それにコメントしたりできるなんて、ほんとにすごいことだと思います。
そこで重要になるのが言語です。世界で覇権をとったのは、英語です。基軸通貨がドルなように、共通言語は英語です。英語があまりにもできないと世界の情報へアクセスするのが一歩遅れます。日本の英語学習は、ほんとにうまくいっていないと思います。私ももちろん中学、高校、大学と英語教育は受けましたが、読み、書きが少しできる程度で、大学を卒業しました。
そこから独学で少しずつやっていましたが、一進一退なので、これだとぶち抜けないと思い、35歳くらいの時にプログリットにいきました。
英語学習も、色々とやってきましたが、プログリットに行ってから、学習スタイルが固まりました。
コストはかかりましたが、それ以上のリターンがあったと思います。
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