実業で稼いだお金は、一定割合で投資に回して方がいい
今回は実業やりながらの投資について解説します。
私は起業して10年になりますが、最初の5年はとにかくがむしゃらに実業にすべての時間と金をぶち込んでいました。
ほとんど休んでいなかったですし、稼いだ金は次の新しいビジネスへ投資するか、既存ビジネスへの再投資をしていました。
実業をスケールするにはそれが最短だと思いますし、その成功の仕方の方がかっこいいと思います。
そのやり方でしか、大きくスケールすることは難しいだろう、と思います。
ですが、リスクも大きくあります。
そして日本での実業だけやるということは、円しか稼げない、ということです。
現状日本は異次元緩和政策を政府・日銀がとっており、円安が進行しています。
今のスタンスが変わらないのであれば、長期的に円はどんどん価値が落ちていきます。
もちろんビジネス自体が資産にはなりますが、日本という国に根付いているビジネスであれば、やはり円安のあおりは食らいます。
円資産に稼いだ金を全部突っ込むのは、リスク分散という意味では分散できていません。
だから私は稼いだ利益のほんの一部でいいから、早い段階から投資をすることを勧めます。
投資をすることで、世界の中の日本がどういう立ち位置なのか、円の価値、地政学的なリスク、など、色んなことを考えれるようになります。
そして実業にフルコミットしている以上、投資家ではないのでリスクのある投資商品を買う必要はありません。
株、投資信託、現金のドル、ユーロ、MMF、ETF、ゴールド、不動産、国債、社債、このあたりで十分です。
少額でいいので、このくらいは全部投資しておくと、色々と考えることができていいかなと思います。
私はFX、仮想通貨を今もやっていますが、余裕がなければやらなくていいと思います。
実業がおろそかになったら本末転倒だからです。
私はFXは現在は3倍以下の倍率でしかやっていません。
一時は、FXブロードネットというFXのシステムトレードを使っていました。
こちらも口座維持率を500%以上でやれるなら、悪くないです。自動的に売買をしてくれます。
FXブロードネット
仮想通貨はやるならビットコインだけでいいです。
私は不動産は投資をやりはじてからもっとも最後にポートフォリオにいれました。
正直、1つの金額が大きいので手を出していませんでしたが、安全性の高い資産なので、もっと早くからやるべきだっと思っています。
実業が本職ならば、不動産であっても借金をして買うのはやめた方がいいです。現金をためて購入しましょう。
個人の借り入れはなるべくない方が、起業家は自由度が上がります。
不動産は私は与沢翼さんの講義を聞いて勉強しました。
与沢さんも起業家→個人投資家という流れで、最後に不動産投資に入っているので、専門家ではない分、分かりやすいです。
https://www.youtube.com/watch?v=XrgTRsSXwjk&t=1306sプレビュー
まとめ
今回は起業家への投資のすすめについて解説しました。
ビジネスは金の話は非常に重要です。
それを俯瞰して理解するのに、投資はいいツールだと思います。自分の金をつっこまないと、人は本気で勉強したり、考えたりしません。
それにビジネスは、目の前の実業、というミクロな視点と、日本の中での、世界の中での実業、というマクロな視点、両方が必要だと思います。
資産をディフェンスしていくという意味でも、早い段階から投資をしていくのを勧めます。
いつまでも若くないので、実業以外への投資しておかないと、どっかで辛くなることがあるかもしれません。
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