人モノ金→人人人の時代へ

人モノ金→人人人の時代へ

 

ビジネスはかつて人モノ金が重要と言われていましたが、現在はもはや人人人、の時代になったと思います。

人の重要度がこのモノ余り、AI時代に、より際立ってきたと言えます。

安くて品質のいい、サービス、モノは、もはや当たり前のように存在しています。

ハード面での差別化はかなり困難となったといっていいでしょう。

同じサービスでも、誰が提供するか、のみでしか競合他社との差別化ができない。

例えば、チームで行っている仕事でも、分業されすぎていれば、ミスが見逃されていることはあります。もしくは「誰かがやってくれているはず」、とトップ自体が油断していると、重要なサインを見逃し、その後雪だるま式に悪化していき、気が付いた時には手遅れになっている、なんてことが起こります。

組織だってないと大きな仕事はやりにくいですが、組織が大きくなることで生じる、イノベーションのジレンマはあります。何かを決める時のスピードが人が増えるにつれて、遅くなっていきます。指示系統の階層が増えるほど、決定→実行、のスピードは落ちます。それは私くらいの中途半端な規模の医療法人とかをやっていても感じます。合議で決めていくというのは良さもあるかと思いますが、変化の多い今のような時代には、決定→実行のスピードが速い方が環境の変化に対応できるのかなと思っています。人モノ金と、言われていた時代から、人人人、に変わってきたのでしょう。一人の影響力のある個人がイノベーションをおこし、デカコーン、ユニコーンと言われる企業を作りだし、世界を席巻しています。米国GAFAMを率いる、イーロン・マスク、ジェフ・ベソス、マーク・ザッカーバーグ、中国BATのトニー・マー、ジャック・マーしかり、一人の突き抜けた個人が圧倒的な力で牽引しています。そしてさらに世界はまた次の時代へと移ろうとしています。ウェブ3.0と呼ばれる、ブロックチェーン、仮想通貨の領域です。新しい企業体が続々とでてきています。ちなみ私は、イーロンマスク、ジャックマー、ピーターティール、が特に好きです。著書とかyou tubeの動画、とかでしかもちろん知らないですが、スポーツ選手のスター選手のように、私は起業家の彼らにあこがれています。モチベーションを高めるために、家じゅうに本とかを見えるように置いています。

ピーターティール、イーロンマスクのこの本は、ほんとにおすすめですし、表紙がカッコいいんで飾っとくとモチベーションあがります。

 

世界的テック企業や、ウェブ3.0の世界で、日本は完全に出遅れています。ユニコーン企業も数社ですし、デカコーンはありません。スタートアップ自体が少なくなっていますし、うまくいったとしても、その後の世界化でつまずいている感じでしょうか。

尖った人材を生み出しにくい原因があるのだろうと思います。そしてそれは根深そうだな、思います。

コロナ一つとっても、アフターコロナになり世界は動きだし環境に適応していこうとしていますが、日本は鎖国状態が続いています。日本にとって成長産業はほとんどない中、環境産業は貴重な資源の一つです。そのくせ去年の今頃、インバウンドを1日2万→5万上限に増やすとか言っていましたが、少なすぎると思いますし、G7など主要国は完全撤廃をほぼしていました。まさに、内向き、下向き、後ろ向き、だと思います。インバウンド政策は、円安を活かせますし、環境業が盛り上がってくれば結果的に円安を防ぐ一つの手となるでしょう。しかしこういうことがトップダウンでできないので、後手後手となっていきます。企業も、政府運営も、結果的には人人人、なのです。

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