ビジネスモデルの途中変更は結構大変、起業の段階から持続可能性をもっとも重視したビジネスモデルを構築する必要ある
何度も書いてますが、実業でもっとも重要なのは、攻撃力ではなく守備力です。
収支計画をたてる時に、かなり希望的観測で数字を入れてしまうことあるのではないでしょうか。
理想の数字を入れたくなる気持ちは分かりますが、それだと何か予測できないマイナスが発生した時のディフェンス力が弱いです。
考えられる中で最悪のケースでも、しばらくはビジネスを継続できるような事業計画、ビジネスモデルにしなくてはあっという間に退場してしまいます。
自分の実業での例を出す前に、まずは日本の最近の状況からみてみましょう。
常にビジネスはミクロとマクロな視点必要です。
目の前の自分のビジネスだけ見ていても、森が見えなくなってビジネスのかじ取りをあやまることになります。
というわけで、マクロな視点からみてみましょう。
とにかく円安が進行しています。日銀は無限緩和一択です。
そして日銀、久しぶりにETF買ってましたね。もう株が下がっても買わなくていいと思うんですが、無駄使いしています。
このお家芸、世界の中央銀行もそのうちパクるような気がしてなりません。
皆さん、緩和になれきってしまって、固いもの食べれないです。
長期金利もだいぶ上がってきています。
臨時オペやっても、間に合わないでしょうが、とにかくここまできたら頑張って、1秒でも、長期金利があがってこないように無限オペをやっていただくしかないです。
円がしゃびしゃびに薄まってきていますが、もはやしょうがない。
ドルを稼げる人以外は、稼いだ円を違う資産に替えるしかディフェンスできません。
がんがん稼いで、がんがん資産にまわしましょう。実業も資産だとは思うので、若い人はビジネスに投資してもいいと思います。
私は正直、もう折り返し地点過ぎていますので、実業への再投資しますが、基本的には資産への投資割合を増やしています。
残された時間の中で実業を成功させないといけないので、早いにこしたことはありません。思いったらすぐ起業していください。悩んでいる暇ないです。
そして土日祝とか休んでいる暇はありませんよ。毎日、起きている間は仕事し続けて、稼ぐ力を伸ばしつつ、伸びるまではかける時間を増やして物量で乗り切りましょう。疲れたとか、遊びにいきたい、眠たい、とかは言っている暇は今はないです。
いつまで円の価値が持つか分からない以上、もっているうちに稼いで資産にかえないと、円の価値が劇的にさがったら資産にかえるのも一苦労になります。
最近いったんあきらめていたプログラミングとか、ウェブマーケディングを再度トライしています。知人がウェブマーケティングの学校に行き始めて、少し練習がてら私のビジネスのウェブマーケを手伝ってくれているので、便乗して自分も再学習はじめています。
SEO対策とかも、人に任せていたましたが、改めて自分でもやれる範囲からやっています。
あとは、とにかく文章書いていますね。主に、精神科と美容の話ですが、毎日書き続けています。論文作成の時のネタにもなりますし、文章を書く力は書かないとつかないので、とにかく書いて、分からないことは調べて、また書いてを繰り返しています。
インプットとアウトプット、とにかくこれの無限ループです。やった分だけ伸びますし、実際に書いたものはビジネスで色々なことに使えます。
そして実業の方は、予定どおりの展開です。A&O大阪は精神科、婦人科は10月末で終了、保険診療はなくなり自費の美容のみになります。メンタルで使っていたTMS治療の機械は、札幌のメンタルの方へもっていきます。ずっと札幌にTMS導入したかったので、ちょうど良かったです。まあ運ぶの大変なんですけどね、遠いんで。
精神科×再生医療プランも進行中。丹羽先生が頑張って進めてくれています。新たな領域を開けるように頑張っています。名駅さこうだけでなく、Wスキン名古屋でも精神疾患に対するエクソソーム治療のモニターを始めました。症例数を蓄積していきます。
ZX COFFEEも予定どおり、客単価アップのため、フードメニューを増やしています。第一弾イベントでやった香草カレーはレギュラーメニュー入りしました。10月はガパオイベントやりますが、これもレギュラー入りさせる予定です。
フランチャイズやれるように、ビジネスの型を、ここでしっかり作りたいと思います。リスクの分散、そしてスケールするには直営でやり続けるのは得策ではないと今は思っています。
自分でもチェックかねて、結構食べていますが、コーヒーとの相性もいいですね。
港区の居酒屋の方は、内装やっとスタートです。見積もりでだいぶもめました。予算内といっても1円でも少ない方がその後の運転資金に回す金が増えるわけですから、ぎりぎりまで削るべきです。
最初の準備、仕組の設定で、そのビジネスの耐久力、持久力が決まります。スタートしたら途中でかえれないことが多いからです。使った金も戻ってはきません。
つまり、開業して一番最悪なケースだった場合に、どれだけその仕事を持続することが可能なのか、が問答無用で決まります。最悪なケースを想定してデザインできない人は経営者失格です。うまくいったとしても、それはたまたまであって、再現性がない。
最悪のケースでもある程度持続可能ならば、その間に次の手を打ち続けることができます。ですが、キャッシュがつきれば、単月黒字でも余裕で倒産します。金はどこからもうまれてこないからです。ビジネスはとにかく持続性がもっとも重要です。そこに手を抜いたら失敗する可能性を高めるだけですからやらない意味が分からない。楽観さは正直経営者にはいらないと思います。常に最悪を想定する神経質さと気の小ささ、昔は嫌でしたが、今は気にいっています。
さすがに何度も失敗しているので、どうやったら成功するかは分かりませんが、どうやったら失敗する確率が高いかは分かっているつもりです。このままではGOは出せないので、色々と工夫は必要そうです。しかし悩み続けていても、キャッシュは時間とともに流出しますから、どこかで何らかの判断は必要となります。
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