うつ病に対するエクソソームの有効性の検討、モニター募集
現在当法人ではエクソソームのうつ病、その他精神疾患に対するエクソソームの有効性を検討するstudyを行っています。
エクソソームについて少し説明しますと、
幹細胞エクソソームとは
幹細胞エクソソームは、脂肪幹細胞から分泌される情報伝達物質。
内包する遺伝子(メッセンジャーRNA)の働きで、標的となる細胞が自力で回復できるように働きかけます。抗炎症・抗酸化と組織の修復作用を促すことから、脳卒中、肝硬変、がん、リンパ浮腫、認知症、関節疾患といった様々な疾患への効果が期待されています。
幹細胞による各種美容効果も、エクソソーム がキーファクターだという考え方が現在の主流です。
老化の根本原因は炎症です
老化は、全身の組織で生じる慢性的な炎症が原因となって引き起こされます。細胞の損傷、遺伝子の機能低下、免疫能力の低下は、全てこの炎症に起因すると言っても過言ではあり
ません。
この炎症にはM1、M2という2つのマクロファージが関与しています。
M1は炎症反応を担い、炎症の元となる細菌や病原体を攻撃・排除する働きがあります。一方、M2には炎症後の組織を修復する働きや、抗炎症作用があります。したがって、老化の進行を抑え、より優れたアンチエイジング効果、さらにその先のリバースエイジング(若化)を期待するのであれば、M1とM2の均衡がとれた状態を目指すことが重要になります
なぜ炎症を放置してはいけないのか?
老化は、加齢とともに全身の組織で生じる生物学的な過程であり、慢性的な炎症が原因となって引き起こされます。細胞の損傷、遺伝子の機能低下、免疫能力の低下は、全てこの炎症に起因すると言っても過言ではありません。こうした変化は、各種疾病や障害のリスクを高め、健康寿命を脅かす大きな要因にもなります
M2P-Exosome ™は抗炎症 の働きを活性化します
炎症にはM1、M2という2つのマクロファージが関与しています。M1は炎症反応を担い、炎症の元となる細菌や病原体を攻撃・排除する働きがあります。一方、M2には炎症後の組織を修復する働きや、抗炎症作用があります。したがって、老化の進行を抑え、より優れたアンチエイジング効果、さらにその先のリバースエイジング(若化)を期待するのであれば、M2マクロファージが優位の状態を目指すことが重要になります。
M2P-Exosome™は、これを後押しする働きを強化した、アンチエイジングに最適化したエクソソームです。
選ぶべきは、炎症を抑え“M2を増やす”エクソソームなのです。
エクソソームはどれも同じじゃない?!
エクソソームは幹細胞を培養した上澄み液(幹細胞上清液)から抽出しますが、中には人体に有害な成分が含まれているものもあるので、製法、品質管理のあり方、加工元などをしっかり見極めることが重要です。
また、老化した幹細胞から抽出したエクソソームは、老化(炎症)を促進するM1マクロファージを強めてしまう可能性があります。闇雲にエクソソーム治療を受けたことで、逆に老化を加速させてしまうという本末転倒も起こりうるのです。こうした悲劇を避けるには、若くて活発な幹細胞から抽出したエクソソームだけを厳選して投与
することが重要です。
エクソソームを見極めるポイント
エクソソームの品質の見極めは、粒子の数が一つの目安になります。老化した幹細胞は、若い幹細胞の30倍ものエクソソームを分泌しますが、これはいくら多くてもアンチエイジングの役に立ちません。
粒子数の多さを訴求するエクソソームは老化した幹細胞を使用している可能性が高いです。十分に注意してください
当院で使用するM2Pエクソソーム™は「AZACLIラボ」で開発
M2Pエクソソーム™は、脂肪由来幹細胞の中でも特に活性が高いエリート幹細胞だけを集め、そこから抽出したエクソソームのみを厳選しています。この技術はバイオベンチャー、セルソース株式会社の技術供与を受けて、併設のAZACLIラボで最終加工されます。
*当院で使用しているM2P-Exosome™はセルソース株式会社の提供する商標です。
M2P-Exosome™の特徴
抗老化に特化している
M2P-Exosome™の抽出には、脂肪由来幹細胞の約5,000個に1つの割合でしか存在しない、 若くて健康的なエリート幹細胞のみを使用しています。こうした幹細胞が分泌するエクソソームには、老化の根本原因である炎症を強力に抑える働きがあります。
純度99%のエクソソームを使用
幹細胞の培養で使用される培地の成分(グルタミン酸)や、培養過程で排出される乳酸などの老廃物は検出されませんでした。その一方で、CD9、CD63といったエクソソーム特有の表面抗体が確認できる粒子の回収率は高く維持されました。
エクソソーム治療の実際についてはこちら
https://www.w-clinic-nagoya.com/exosome
うつ病と慢性炎症の関係について
うつ病と慢性炎症の関係については、近年の研究によって興味深い関連性が示唆されています。うつ病患者の中には、血液中の炎症バイオマーカーが増加していることが観察されており、またうつ病の症状と炎症レベルとの関連が報告されています。
慢性炎症は、神経伝達物質や神経活動を調節する物質に影響を与えることがあります。これにより、うつ病の症状や神経細胞の機能に変化が生じる可能性があります。また、炎症物質が脳内でストレス応答を増強させる影響も考えられています。
うつ病に対するエクソソームの有効性ついて
うつ病に対するエクソソームに関する研究は、うつ病や精神障害の理解と治療に向けた新たな展望を提供してきています。
第一に、先ほど記載しましたが、最近の研究では、うつ病の一部の症状は炎症反応と関連しているとされています。そしてエクソソームが炎症の調節に寄与する可能性があるため、炎症関連のうつ病症状の緩和に役立つ可能性があります。
また、うつ病は神経細胞の損傷や神経回路の異常が関与する可能性が指摘されています。エクソソームが神経細胞のコミュニケーションや神経保護、神経回路の修復に関与することが示唆されており、これがうつ病の症状の改善に寄与する可能性があります。
一部の研究では、エクソソームを利用した治療法がうつ病のモデル動物に対して一定の効果を示す可能性があることが示唆されています。たとえば、特定の種類のエクソソームが神経細胞の成長やシナプス形成を促進し、うつ病の症状を改善する可能性が示唆されています。
うつ病の原因に炎症が関わっている可能性があり、またエクソソーム自体が神経細胞の再生、修復する機能があるならば、脳神経の一時的な機能低下が起きているうつ病、またその他の精神疾患に対して、エクソソームが有効な可能性はあると思っています。
エクソソーム治療に参加してくれている方でデータをとらせてもらえる方にはモニター価格で提供しています。
当法人で運営する名駅さこうメンタルクリニックで行っておりますので、ご興味のある方はお問い合わせください
https://meiekisakomentalclinic.com/
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